【New!トップページ新着コメント欄追加】 学び・つながる観光産業メディア

北海道、1~3月の宿泊者数は過去最高水準、外国人宿泊は前年の5割増に

コメント

北海道運輸局は、1〜3月期の「宿泊旅行統計調査」(暫定値)を発表した。道内の延べ宿泊者数は前年同期比16.6%増の1,161万5,000人泊だった。全国シェアは7.6%で、東京都、大阪府に次ぐ全国第3位を維持した。(写真は7月25日にリニューアルオープンした札幌市の旧北海道庁)

このうち外国人延べ宿泊者数は同46.8%増の467万2,000人泊で、全国に占める割合は10.7%で、こちらも都道府県別で第3位だった。

出身地別では中国が全体の26.5%を占め最多となり、以下、台湾(18.4%)、韓国(16.2%)が続いた。北海道における外国人宿泊者のうち、アジア圏の割合は80.7%と全国平均(65.6%)を大きく上回っている。

宿泊者の内訳をみると、道外からの宿泊者が同26.3%増の797万人泊で、全体の約70%を占めた。一方、道内在住者による宿泊は同0.9%減の334万3,000人泊と低調だった。

宿泊者1人あたりの平均宿泊数は北海道全体で1.55泊、外国人に限ると1.69泊で、前年同期と同水準だった。

北海道ではインバウンドを中心とする宿泊需要の増加が続いているが、一方で、サービスの供給体制や地域の受け入れ環境の整備が課題として浮かび上がっている。

/
/

会員登録をして記事にコメントをしてみましょう

おすすめ記事

/
/
/
/
/