トキワ荘マンガミュージアム(東京都豊島区)で8月2日から11月24日まで、「手塚治虫 『ガラスの地球を救え』」展が開催される。

手塚の代表的エッセイ集「ガラスの地球を救え 二十一世紀の君たちへ」に込められたメッセージを軸に、直筆原稿約110点を展示。「ジャングル大帝」「鉄腕アトム」「ブラック・ジャック」などの代表作に加え、短編やデビュー前の作品といった、普段は目にする機会の少ない資料も公開する。
手塚が語る講演映像も上映され、未来の世代に託した言葉を映像で体感できる。
豊島区の担当者は「SDGsと響き合う本企画を、大阪・関西万博の開催期間に合わせて実施する運びとなりました。多くの方にご来場いただき、手塚先生の作品を通じて命や自然の大切さを感じていただきたい」とコメントしている。
開館時間は午前10時から午後6時(最終入場は午後5時30分)で、月曜休館(祝日の場合は翌平日)。観覧料は大人500円、小中学生100円。