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中国企業・EngineAI、世界ロボット会議で最新ヒューマノイドを初披露 転倒後に自律復帰や高速歩行

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中国・深圳を拠点とするヒューマノイドロボット開発企業EngineAIは、北京・亦荘で開催された「2025年世界ロボット会議(World Robot Conference 2025)」で、次世代ロボット技術を搭載した複数の新モデルを公開した。

注目を集めたのは、ヒューマノイド「PM01」。転倒からの自律復帰や滑らかな歩行、高速走行を実演し、観客の目を釘付けにした。椅子に腰掛けて休むなど日常的な動作もこなし、複雑な環境への適応力を示した。

12月開催のロボット格闘大会への出場

さらに、同社初の大型モデル「T800」も世界デビュー。身長1.85m、体重85kgで、41の高自由度関節、ソリッドステートバッテリー、アルミ合金外骨格を備え、高負荷作業にも耐える設計だ。マルチセンサー融合によりリアルタイムで環境を把握し、安全かつ効率的な動作を実現する。T800は今年12月24日に開催されるロボット格闘大会「Mecha King」への出場も決まっている。

若年層向けには、価格5,300ドルからの軽量モデル「SA02」を発表。教育や愛好家市場を狙い、ヒューマノイドをより身近な存在にする狙いだ。

起伏の激しい地形を得意とする四足歩行ロボット「JS01」も登場。バイオメカニクス設計や適応型衝撃吸収、LiDARと深度カメラによる地形認識で、滑りやすい路面や段差も安定して走破できる。モジュール式のため、産業検査や救助活動、物流など用途に応じた拡張が可能だ。

EngineAIは今後もオープンな技術共有と国際協力を重視し、製造業から日常生活まで幅広い分野でロボット活用を広げていく方針だという。

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