㈱ヴァリューズが国内の20歳以上の男女3万9,504人を対象に、今夏の旅行予定に関する消費者アンケート調査を実施。今回はこの結果から読み取れる、「旅行者が旅に求めるもの」を考えていきます。
「国内旅行派の特徴的な検索キーワードランキング」からみる「食」への関心

調査の中でも注目したいのが、国内旅行を検索する際に使われるキーワードランキングです。上位の旅行サイト等のキーワードを除き、旅の内容に直接関係しているものの中では「グルメ」や「道の駅」といった“食”に関連する検索語が上位にランクインしています。
この結果は、旅行が単なる移動ではなく、土地の文化や魅力を「味わう」行為として捉えられていることを示していると考えられます。検索行動に表れるこうしたニーズは、地域観光において“食”をいかに活用するかが重要であることを裏付けているとも言えます。
調査が示す、旅行者の食への高い期待

検索行動だけでなく、「旅行でお金をかけたいこと」に関する設問でも「食事代」が国内旅行で45.7%と最も高くなっており、食事への意識がより高いことがみてとれます。
また、マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査でも67%が「地元にしかない食材や名物料理を食べるようにしている」と回答。
さらに63%が「宿泊先は食事のおいしさを重視して選ぶ」と答えています。こうした傾向は、観光施設や自治体が「食体験」をいかに魅力的に演出するかという課題と直結します。
新たな取り組みに「専門家」という選択肢を

このような背景から、今注目されているのが管理栄養士など専門家を起用した“食体験型コンテンツ”です。従来のグルメ紹介や食べ歩きマップに加え、地元の食材や伝統食文化を“健康”や“知識”の視点で再編集し、旅行者に伝えるアプローチのニーズが高まりつつあります。
健康志向や食育への関心が高まるなかで、食の専門家が加わることにより、単なる「食べる楽しみ」が「味覚とともに心に残る体験」へと昇華することが期待できます。
こうした動きを支援しているのが、管理栄養士キャスティングサービス「えいようJoin」です。
地域の課題やテーマ、ターゲット層に応じて、専門知識と発信力を兼ね備えた管理栄養士を選定しご提案。企画から実行フェーズまで一貫してサポートしています。
観光と食、そして健康を橋渡しする存在として、ぜひ、えいようJoinをお役立てください。
出典:【調査リリース】2025年夏の旅行トレンド全国調査 海外が復調し予算増&国内は大阪万博に熱視線。若年層とシニアで高まる旅行意欲/ヴァリューズ
寄稿者 えいようJoin ㈱オーエス/食PR https://www.beauty-park.jp/eiyoujoin/