青森県の公式観光サイト「Amazing AOMORI」では、青森県でマグロの食べ比べを紹介している。
三方を海に囲まれた青森県は、下北半島の先端「大間」名を冠するマグロが全国区のブランドだ。年始めに津軽海峡の黒いダイヤモンドと称され、築地での初セリには驚くほどの高値が付くことでも有名である。しかし、そのクロマグロは、大間だけでなく、水揚げ港や時期によってブランド名も変わる。
さて、青森県には、津軽海峡を境に二つの半島がある。そして、マグロは日本海を北上し、津軽海峡に入っていく。そのため、回遊する順に「深浦マグロ」「三厩マグロ」「大間マグロ」と青森県を代表する3大マグロが存在するのだ。
以下に一つずつ、紹介していこう。
深浦マグロ
青森県最西端に位置する深浦町は、県内のマグロ漁獲量ナンバーワンの町だ。日本海を北上し、竜飛・大間などの津軽海峡へ向かう手前で水揚げされる。そのため、他の場所で水揚げされるマグロよりも小ぶりなのが特長である。深浦町では6~10月にマグロ漁が解禁される。「マグロステーキ丼」を名物として、誘客を進めている。
三厩マグロ
津軽半島の中ほど、竜飛岬に向かう途中に津軽線終着としても有名な三厩(みんまや)は位置する。津軽半島の漁港から仕入れた寿司を提供することで有名である。この寿司は、大きく厚い切り身のマグロがシャリを覆いつくす。そして、あらゆる種類の「マグロ尽くし」を提供する店舗が、町中に数多く存在する。
大間マグロ
最後は、青森マグロのブランドトップランナー「大間マグロ」だ。日本海側から津軽海峡を越えてやってくるマグロは、秋から冬にかけてがそのシーズンとなる。そして、水温の下がる寒い時期となると、魚たちも体内に脂を蓄える。そのため、9月頃まではさっぱりとした味わいが、10月以降は最高に脂の乗った状態になるという。
このように、海沿いのそれぞれの町で、最高の味を提供されるマグロ。今年も、そろそろベストシーズンを迎えることとなる。ぜひ、青森で「マグロ三昧」の旅、いかがだろうか。
詳細は、以下のURLから(https://aomori-tourism.com/feature/detail_27.html)