兵庫県丹波市の「まごころの宝箱 丹波市観光協会」は、リアルな衣装を身にまとい戦国時代にタイムスリップして、共に 城下町柏原を練り歩けるなど「丹波かいばら織田まつりとうまいもんフェスタ2025」を紹介している。武者行列は、柏原藩織田家当主「織田信孝」氏も共に歩く参加企画で、参加費は1000円、鎧武者3000円となっている。
織田信長を祀る建勲神社が鎮座する兵庫県丹波市柏原町。明治13年に社が建てられ、信長の命日である6月2日に織田家の宝物展と武者行列が行われるようになった。昭和2年には少年武者が加わり、昭和8年には鳳輦(ほうれん)が献納され、古典的な祭礼として今もなお引き継がれている。
平成7年10月には、柏原町での織田信長サミット開催をきっかけに、秋に行うようになり、丹波の秋の味覚を誇るうまいもんフェスタと同時開催されるようになった。
武者行列は、柏原藩主であった殿様役の織田信包役、浅井三姉妹の長女、茶々役、次女の初役、三女の江役、他、花形でもある毛槍や挟み箱の奴、子供武者、大人武者、足軽、雑兵など、地元の参列者のほか、一般からも広く参加者を募っている。行列は、地元青年部や近隣地域のメンバーで毎年練習を重ねている毛槍、挟み箱。ほら貝や太鼓のリズムに合わせ、柏原のメイン通りを歩く。
詳しくは、丹波かいばら織田まつり URL https://odamatsuri.weebly.com/ から
柏原歴史民族資料館には、昭和初期の武者行列の模型が展示されている。
