西オーストラリア州政府観光局は、同州南西部マーガレットリバー地域で2026年5月9日・10日に開催する「マーガレットリバー・ウルトラ・マラソン」のエントリーの受け付けを、10月13日、公式サイトで開始した。
マーガレットリバーは、ワイン畑が広がるプレミアムワインの産地で、コースはインド洋に面した「ケープ・トゥ・ケープ」海岸線を中心に設定される。
ビーチや断崖、森、草原など変化に富んだ地形が続き、「走る絶景体験」として人気を集める。例年、エントリー開始から数時間〜数日で定員に達するため、早めの申し込みが推奨されている。
種目は80kmのウルトラマラソン(ソロまたは2~5人のリレーチーム)と42kmのトレイルマラソン(ソロ)のほか、13歳以下を対象とした2kmのキッズランも行われる。ゴール地点の「ハワード・パーク・ワイナリー」では、ライブ音楽やフードサービスによる祝賀イベントが予定されている。
マーガレットリバーは、州都パースから車で約3時間の距離に位置し、ワイン名産地として知られる。ワイナリーは200軒以上に及び、クラフトビールやチーズ、トリュフなども名産。さらに国際的なスポーツイベントの開催地としても注目されており、2026年にはサーフィン世界大会「ウエスタン・オーストラリア・マーガレットリバー・プロ」(4月17日〜27日)や「バッセルトン・フェスティバル・オブ・トライアスロン」(5月1日〜3日)も開かれる。
成田空港からパースへは現在ANAの直行便が週3便運航しており、12月からは毎日運航となる予定。