日本政府観光局(JNTO)は10月22日、米国の有力旅行メディア「ナショナル ジオグラフィック(National Geographic)」が発表した「Best of the World 2026(2026年に行くべき世界の旅行先25選)」に山形県が選ばれたと発表した。
2026年版では、イタリア・ドロミテ、カナダ・ケベック、メキシコ・オアハカ、オーストラリア・ウルルなどと並び、日本から唯一、山形県が選出された。
山形県は、東京から約300キロの距離にありながら静けさと伝統が残る地域として紹介された。聖なる山々や寺社、温泉、四季折々の祭りなど、古くからの文化と神秘的なアウトドア体験が融合した点が高く評価されたという。
JNTOは「山形県の選出は、地方の持つ多様な魅力が国際的に認められた証し。今後も地方誘客の促進に向けて情報発信を強化する」としている。
ナショナルジオグラフィックは、世界172か国以上で展開されるメディアブランドで、同リストは世界各地の編集チームと旅行専門家により選定される。