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AirJapan2026年3月で運航終了へ、機材・人員をANA国際線に集約

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ANAグループは10月30日、マルチブランド戦略を再構築し、AirJapanブランドを休止してANAブランドに集約すると発表した。2026年度からはANAとPeachの2ブランド体制に移行し、国際線事業の規模拡大と収益性の最大化を狙うとしている。最終運航は2026年3月28~29日を予定している。

同社は次期中計の策定に合わせ、環境変化に機動的に対応しつつグループ全体の競争力を高めるため、ブランド戦略の見直しを決定。ロシア・ウクライナ戦争の長期化や機材納入遅延に加え、B787のAOG対応など外部・内部要因が重なった結果、リソースをANAブランドの国際線に集中する判断に至ったとしている。運航会社エアージャパンは引き続きANAブランドの国際線を担い、運航品質を活かしてグループに貢献する見通しだ。

ANAブランドは2024年末以降、羽田―ストックホルム、ミラノ、イスタンブール線の新規就航で旺盛な国際需要を取り込み、収益拡大を図っている。Peachは関西―アジア路線を中心にレジャー・インバウンド需要を背景にネットワークを拡大してきた。AirJapanは成田―バンコク、ソウル、シンガポール線でインバウンド需要の獲得に取り組んできたが、今後は機材・人員をANA国際線に振り向けることで事業規模の拡大と効率化を目指す方針だ。

AirJapanの最終運航日は以下の通りで、関係当局の認可が前提となる。

情報提供 トラベルビジョン(https://www.travelvision.jp/news/detail/news-119400

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