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観光庁の9月宿泊旅行統計、0.2%減の5,499万人泊 外国人は4.9%増と堅調

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観光庁が10月31日に発表した宿泊旅行統計(8月・第2次速報、9月・第1次速報)によると、9月の延べ宿泊者数は前年同月比0.2%減の5,499万人泊となり、わずかに前年を下回った。日本人宿泊が減少した一方で、外国人宿泊は堅調に増加した。

内訳は日本人が4,198万人泊(同1.6%減)、外国人が1,302万人泊(同4.9%増)だった。

8月の第2次速報では、全体が6,598万人泊(同0.4%減)で、日本人が5,214万人泊(同1.5%減)、外国人が1,385万人泊(同3.8%増)だった。いずれの月も、外国人宿泊が全体を下支えする構図が続いている。

国籍別では、中国が338万人泊で最多、次いで台湾168万人泊、韓国119万人泊、米国95万人泊、香港51万人泊。上位5地域で全体の65.5%を占めた。前年同月比ではロシアが93.4%増、ドイツ41.1%増、インド31.3%増と伸びが目立った。

都道府県別では、8月の宿泊者数が最も多かったのは東京都(906万人泊)、次いで大阪府(532万人泊)、北海道(486万人泊)。増加率では富山県(22.0%増)、神奈川県(16.0%増)、青森県(14.1%増)、三重県(14.5%増)が高かった。一方、新潟県(12.6%減)や石川県(12.9%減)などでは減少がみられた。

8月の全国客室稼働率は65.9%で、前年より2.9ポイント上昇した。最も高かったのは大阪府の80.7%で、リゾートホテルでは長野県が84.7%と全国最高を記録した。

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