島根県松江市の松江観光協会は12月14日(日)までの土・日曜日に、明治時代の文豪・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とその妻セツをテーマに、「演劇」と「街歩き」を融合させた観光イベント「八雲と歩く松江じかん」を開催している。
市内中心部のカラコロ工房や松江大橋、源助公園周辺を舞台に、地元役者の演技と街歩きを組み合わせた体験型観光プログラムだ。
イベントは2部構成で、第1部「シアトリカルツアー」(午前10時15分、午後0時からの2回)は、地元の「劇団Yプロジェクト」が企画。八雲とセツのエピソードを演劇で楽しみながら、ゆかりの地を巡る。各回定員10人で、同協会公式サイトで事前予約を受け付ける。
第2部「サプライズパフォーマンス」(午後1時~4時)は、予約不要で気軽に参加可能。芸能プロダクション「bows cast agency」(同市)による企画で、「八雲とセツがタイムトラベラーと共に明治から現代にやってきた」という設定のもと、松江中心部の各所に八雲夫妻が突如出現。訪れた人々と写真を撮ったり、会話を楽しんだりできる。合言葉「あげ、そげ、ばけ」を伝えると、先着20人に記念バッジが贈られる特典もある。
情報提供:旅行新聞新社(https://www.ryoko-net.co.jp/?p=158149)