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評価制度の明確化・成長の機会を、識学が「キャリアとビジョンに関する認識調査」結果を発表

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独自の経営メソッドである「識学」を使った経営・組織コンサルティングや従業員向け研修を展開する識学(東京都品川区)は11月17日、ビジネスパーソンを対象にした「キャリアとビジョンに関する認識調査」結果を発表した。会社に勤務する従業員が「曖昧な評価制度を嫌い」、自身のキャリア形成において「成長できる機会がほしい」と考えていることを明らかにした。「今回の調査結果から、従業員が長期にわたって活躍できる環境を作る要素として『評価制度の明確化』『成長環境の有無』があると考えられる」と同社。

同調査は、2025年5月9~13日までに20代から50代までのビジネスパーソンを対象実施されたもの。有効回答数は1249人。

調査では、現在所属する会社において「成長できていると感じていない」人が 57.0%という結果になり、多くの人が現在の職場において成長を実感できていないと考えている実態が浮かび上がった。一方、成長を実感している人の理由としては、「できることが増えたから」が最多の 44.9%で、多くの人が「できなかったことができるようになったとき」に成長を実感することが分かった。「長く勤めたい会社」の条件に関する設問では、「福利厚生の充実」に次いで、「成長できる環境」が上位に。従業員が職場においてキャリア形成していく過程で、成長できる環境を整備していくことが重要であることを示した。

評価に関する以下の設問では、全世代において、「何で評価が決まっているか分からない」の回答が3割以上を占めた。「『自身がどういう評価をされているか分からない』ことが、成長を阻害する要因になっており、成長を実感しにくい環境を醸成する要素の一つになっている」と同社は話す。

「人材確保が容易ではなくなった日本の産業界においては、会社の魅力を上げ、離職率を下げ、長期にわたって勤務し、キャリアアップしていく従業員を増やしていくことが喫緊の課題。従業員の誰もが容易に理解できる評価制度を整え、従業員が成長できる環境を作っていくことが解決の一歩になる」と同社。

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