三井不動産と野村不動産は4月21日、日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業の街区名称を「東京ミッドタウン日本橋」とすると発表した。今年9月末に竣工し、2027年秋のグランドオープンを予定する。

街区の中核となる「日本橋野村三井タワー」は地上52階、高さ約284メートル。大規模オフィスに加え、商業施設やホテル、住宅などを集積する。
高層部にはヒルトンの最上級ブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」(197室)が入るほか、48~51階には賃貸住宅(71戸)を整備する。
観光・ビジネス需要の受け皿となるMICE機能も大きな特徴となる。5~8階に整備する施設には、約1,500平方メートルのホールを2つ、計約1,400平方メートルのカンファレンスルーム(12室)を設ける。最大約1,600人規模の利用が可能で、国際会議や展示会、イベントの開催に対応する。
既存の「COREDO日本橋」は10月に一時閉館し、街区の商業ゾーンとして再編する。
エリアは東京メトロ・都営地下鉄の日本橋駅に直結し、JR東京駅から徒歩8分。区域面積は約3ヘクタール。水辺と都市機能を融合させた新たな都心モデルの形成を目指す。
同事業は、日本橋川沿いの再開発エリア「日本橋リバーウォーク」の中核プロジェクト。首都高速道路の地下化と連動し、2040年ごろには高架橋が撤去される予定で、川沿いに空と水が広がる景観へと再生する。日本橋を「水都」として国内外に発信する拠点となる。