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名古屋を通過点から目的地へ BUSHIDO、第1回インバウンドサミット開催

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BUSHIDO(愛知県豊明市、代表・上岡賢輔)は4月23日、名古屋市の徳川園・宝善亭で第1回「名古屋インバウンドサミット」を開催した。観光、飲食、伝統文化、体験事業、行政、交通、宿泊、旅行など多様な関係者約30人が参加し、名古屋を訪日客にとっての「通過点」から「目的地」へと転換するための方策を議論した。

同サミットは、地域の事業者や関係機関が連携し、高付加価値なインバウンド体験の創出を目指す実践型のプラットフォーム。訪日観光市場の動向を共有するとともに、地域一体での受け入れ体制の強化やコンテンツ造成の方向性について意見を交わした。

当日は「一期一会」をテーマに、桜茶での迎えや巫女舞の披露など、日本文化を取り入れた演出で参加者をもてなした。上岡代表は「世界水準の物価に見合う高付加価値の体験を、名古屋から創造していきたい」と述べ、地域連携による体験価値の向上に意欲を示した。

また、インバウンドコンサルタントのMAX上西氏が基調講演を行い、訪日市場の最新動向や高付加価値化の必要性について解説。飲食事業者らからは、中部国際空港セントレアと連携したプロジェクト「UMAMI GATE NAGOYA」の取り組みも紹介され、地域一体での海外発信の重要性が共有された。

「武士道の首都」構想を提示

サミットでは、名古屋を「武士道の首都」として世界に発信する構想も示された。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑にゆかりのある歴史や、ものづくり文化、独自の食文化などを背景に、「見る観光」から「感じて変わる体験」へと再編集し、訪日客に訴求する。

同社が運営する文化体験紹介サイト「BUSHIDO JAPAN」では、熱田神宮参拝や茶道、書道、弓道、着物体験、名古屋めし、伝統工芸など、多様な体験コンテンツを発信。台湾・香港向けの特設ページやSNSも活用し、海外市場への訴求を強化している。

5月に第2回開催へ

第2回「名古屋インバウンドサミット」は5月21日、名古屋市中区栄周辺で開催予定。体験事業者や飲食、宿泊、行政、交通関係者、インフルエンサーなどの参加を募り、地域全体でインバウンド向け体験の磨き上げを図る。

同サミットは勉強会にとどまらず、事業者同士の連携を促進し、新たな観光導線や商品造成につなげる場として位置付ける。参加費は1万円~3万円。

上岡代表は「名古屋には歴史や文化、ものづくりの力など大きな可能性がある。多様なプレイヤーと連携し、世界から選ばれる目的地としての魅力を高めていきたい」としている。

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