東京都板橋区は5月10日、恒例の「さつきフェスティバル」を区役所北館1階イベントスクエアで始めた。地域の園芸文化の発信と農業振興を目的に、JA東京あおばや城北皐月会の協力で実施する。5月14日まで。
会場では、愛好家が丹精込めて育てたサツキを一堂に展示。豆盆栽から高さ1メートルを超える大型作品まで、多彩な品種が並び、色鮮やかな花が来場者の目を楽しませている。初日には審査も行われ、板橋区および日本皐月協会から各賞が授与される。
会期中はサツキの販売(5月11~14日)に加え、区内農家による新鮮野菜や果物の直売(12~14日)も実施。採れたての農産物は例年人気が高く、昼過ぎには完売する日も多いという。地域農業への理解促進と地産地消の機会創出につなげる狙いだ。
このほか、15日には寄せ植え制作やサツキの手入れを学ぶ園芸教室も開催され、幅広い世代が園芸に親しむ機会を提供する。区は同イベントを通じて、都市部における農の魅力発信と地域コミュニティの活性化を図る考えだ。