熊本県・南小国町の黒川温泉観光旅館協同組合は、同温泉のシンボルとして親しまれてきた「入湯手形」の誕生40周年を記念し、7月から「入湯手形40周年プロジェクト」を実施する。
記念デザイン手形の販売や夏季の納涼イベント「湯涼み」の開催など、年間を通じた記念企画を展開する。
1986年に誕生した入湯手形は、加盟旅館の露天風呂3カ所を巡ることができる温泉めぐりパス。黒川温泉の街歩きと湯めぐり文化を象徴する仕組みとして定着し、現在では年間約90万人が訪れる温泉地のブランド形成に大きく貢献してきた。
40周年プロジェクトでは、7月1日から数量限定(5万枚)の記念デザイン入湯手形を販売する。従来、手形内に描かれていたキャラクター「おじさん」が手形の外へ飛び出したデザインとなり、温泉街に設置されたスタンプを押して完成させる参加型企画を導入。さらに、温泉街各所に隠されたレアスタンプを見つけることで、オリジナル性の高い記念手形が完成する仕掛けを用意し、回遊性向上をはかる。
また、7月18日から8月22日まで開催する恒例の夏季イベント「湯涼み」では、提灯や灯籠による夜間ライトアップを実施。黒川温泉が立地する南小国町は標高が高く、真夏でも夜間は比較的涼しい気候が特徴で、避暑地としての魅力を発信する。
期間中は毎週土曜日に「湯涼み横丁」を開催し、手持ち花火の販売やキッチンカーの出店を実施するほか、和の素材を用いた手持ち提灯の貸し出しも予定している。最終日の8月22日には納涼祭を開催し、ライトアップに加え、手形ゲームや手持ち花火体験など、多彩なコンテンツを展開する。
同組合では、40周年プロジェクトを2027年3月末まで継続し、秋季・冬季にも新たな記念企画を順次発表する予定だ。
情報提供 旅行新聞新社(https://www.ryoko-net.co.jp/)