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【2月2日限定】東京・両国の回向院で「忍魂」体験、名鉄観光サービスが徳川家ゆかりの忍者による忍術体験を販売 

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 名鉄観光サービスはこのほど、「忍魂(しのびたましい)」をテーマに忍術を提供する日帰りツアー「徳川家ゆかりの忍者が指導 両国回向院での忍術体験」の販売を始めた。日程は2025年2月2日で、料金がモニター価格で5500円。本物の忍者による本物の寺社で本物づくしの体験を提供する。

 今回の企画は、観光庁が令和6年度に推進する「地域観光新発見事業」、国土交通省関東運輸局が広域関東(1都10県)の魅力を〝江戸街道〟という統一テーマでブランディングし、街道観光の推進を通して地域を活性化する取り組み「江戸街道プロジェクト」の一環として実施されている。

 ツアーは、江戸時代以前から続く忍者の末裔である武蔵一族(https://musashi.ninja/)が指導。本格的な名刹での体験が売りとなっている。武蔵一族の先祖は伊賀地方の忍者だった。江戸時代最強の武士であった徳川家康公を含む265年にわたり徳川家に仕え、徳川家の警護や密かに仕えるなどの諜報任務を遂行していた。

本物の忍者が教える本物の忍術

 テーマは「忍魂」。飛んだり転がったりする激しい忍術ではなく、精神修行などが中心であり、気軽に参加できる。体験メニューは、瞑想や舞、忍者にまつわる話、忍具の説明、歩き方、修行、呼吸法、写真撮影などを用意している。体験後は記念撮影ができるほか、希望者には別途費用で忍者の非常食であった「兵糧丸」の試食ができる。「当時の忍者食を今回の企画に合わせて再現した。ぜひ味わってほしい」と同社。

忠実に再現された兵糧丸

 会場は、約360年前に創建された浄土宗の寺院である回向院の念仏堂。回向院は、明暦大火の犠牲者10万人以上を葬り弔うように徳川家綱の命で念仏堂が建立されたのを起源とし、以後も天災地変等の被災者など、あらゆる生命を埋葬・供養し続け、「有縁・無縁に関わらず、生あるすべてのものへの仏の慈悲を説く」ことを理念とする寺院だ。念仏堂は2013年に再建。人々の心の拠り所であり続けることに主眼を置き、構造もピロティ状の建物とすることで人々が集う境内の空地を広げ、また参道から連続する竹林を空中に浮かせて御堂を覆うことで立体的に緑を増幅し行き交う人々の心に安らぎを届けている。

回向院による寺の説明の様子

体験メニュー

・瞑想・演武
・忍者からの話(畳の話、忍者とは)
・忍具、忍器の説明
・歩法
・木立を使った修行
・呼吸法
・虚空
・印
・写真撮影

忍者の末裔が忍術を指導

 料金は、大人1人5500円。集合は東京・両国の回向院(東京都墨田区両国 2-8-10)で集合時間は午後1時、解散は午後4時ごろ。食事なし。予約は名鉄観光サービスのホームぺージ(https://search.mwt.co.jp/mdom/detail/BZDB03NIJA91.html?mediacd=NU)から。

外国人旅行者に向けた英語版パンフレット
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