ヒルトンは、東京・目黒の「ホテル雅叙園東京」をリブランドし、2027年に「雅叙園東京 LXRホテルズ&リゾーツ」として開業すると発表した。LXRブランドの東京進出は初。歴史的資産を活用した再開発を通じて、都市型ラグジュアリーホテルとしての新たなポジション確立を目指す。
約100年の歴史とラグジュアリーを融合
同ホテルは、約100年にわたる歴史と日本の美意識・芸術性を受け継ぐ施設。今回のリブランドでは、ヒルトンのラグジュアリーブランド「LXRホテルズ&リゾーツ」の特徴である、地域文化を反映したパーソナライズされた体験と融合させ、新たな価値創出を図る。
施設は世界的投資会社ブルックフィールドが所有し、ヒルトンが運営。客室など一部改修を経て2027年の全面開業を予定しており、それに先立ち2026年半ばには宿泊・料飲施設の営業を再開する。
国内2軒目、拡大進むLXRブランド
LXRは世界各地で展開するラグジュアリーホテルブランドで、日本では2021年開業の「ROKU KYOTO」に続く2軒目となる。ヒルトンは今後、箱根や広島、ニセコなどでも同ブランドの展開を予定しており、日本におけるラグジュアリー戦略を加速させる。
文化資産を活かした都市型リゾートへ
「ホテル雅叙園東京」は、美術性の高い内装や東京都指定有形文化財「百段階段」を有するなど、文化的価値の高い施設として知られる。今回の再生では、こうした歴史資産を活かしながら、国内外の富裕層旅行者に向けた滞在体験の高度化を図る。
客室は60室規模で、レストランやスパ、約5,700平方メートルのミーティングスペースなどを備える計画。目黒駅から徒歩約3分とアクセスも良く、目黒川沿いの桜など周辺環境も魅力となる。
同社は、日本におけるラグジュアリー需要の高まりを背景に、同ブランドの展開を強化していく。