国土交通省は7月1~31日までを「河川愛護月間」とし、全国で河川環境の保全や水難事故防止に向けた各種取り組みを実施する。地域住民や自治体、市民団体と連携した清掃活動やイベントを展開するほか、「川遊び~川での思い出・川への思い~」をテーマにした絵手紙作品を広く募集する。
河川愛護月間は、河川への理解と愛護意識の醸成を目的に毎年7月に実施されている全国運動。期間中は、河川周辺の清掃活動をはじめ、写真や絵画、作文コンクール、水辺イベント、河川パトロールなどが各地で行われる。7月1日から7日までは「河川水難事故防止週間」と位置付けられ、夏休みシーズンを前に、水辺での安全利用を呼びかける啓発活動も重点的に実施する。
今年度の運動では、「地域や流域全体と一体となった河川環境の保全・再生」「河川との関わりの再構築」「河川愛護意識の醸成」「河川の適切な利用の推進」の4つを重点項目に掲げる。地域住民と行政が協力した河川点検や清掃活動、水面利用の安全点検、「川の日」(7月7日)に合わせた講演会やイベントなども各地で開催される予定だ。
また、毎年恒例となっている絵手紙募集も実施する。未就学児から一般まで幅広く応募でき、テーマは「川遊び~川での思い出・川への思い~」。応募締切は10月9日(当日必着)。最優秀作品には国土交通大臣賞と副賞として楯および図書カード2万円分が贈られる。優秀作品は来年度の河川愛護月間ポスターやチラシなどにも活用される。
近年は、地域資源として河川空間を活用したカヌーやSUP、サイクルツーリズム、水辺アクティビティなどの観光コンテンツも各地で広がっている。国土交通省では、河川愛護月間を通じて、安全で美しい水辺環境づくりを推進するとともに、地域住民と行政が連携した持続可能な河川利用の機運醸成につなげたい考えだ。