JR東海と岐阜県、岐阜県観光連盟は2027年2月17日、高山線で岐阜の食と音楽を楽しむ団体貸切列車「レストランカーぎふ号」を運行する。名古屋駅から高山駅までHC85系車両を使用し、車内で特別料理や生演奏を提供する。JTBとクラブツーリズムが、この列車を組み込んだ宿泊旅行商品3コースを発売した。
岐阜県が9月から展開している「楽しすぎるぞ岐阜!」アウトドア観光キャンペーンの特別企画。列車は名古屋駅を午前10時20分ごろ出発し、岐阜駅を経由して高山駅に午後2時ごろ到着する。
車内では、岐阜グランドホテルの総料理長で「現代の名工」に選ばれた森義雄氏が監修する「美濃・飛騨 味の饗宴」を提供する。岐阜県産食材を使ったランチボックスに加え、ウェルカムドリンク、前菜、デザートを用意する。
食事に合わせ、JR東海音楽クラブのメンバーが各車両を訪れ、クラリネットとサックスのアンサンブルを披露する。演奏時間は合わせて30~40分を予定。岐阜ゆかりの戦国武将・織田信長の正室と伝わる濃姫に扮した女性も乗車し、沿線の観光案内やトークショーを行う。
旅行商品は、JTBが「五感で愉しむ飛騨路2日間」を設定。2026年9月にリブランドオープンしたヒルトン高山リゾートに宿泊し、高山や下呂、金山宿の路地を巡る「筋骨巡り」などを楽しむ。料金は2人1室利用で1人4万6800円。
クラブツーリズムは2コースを用意した。「白銀の大瀑布・平湯大滝と新穂高スノーハイキング」は、平湯温泉の岡田旅館に宿泊し、平湯大滝や新穂高ロープウェイを訪れる。もう一つの「Deep 高山」は、メルキュール飛騨高山に宿泊し、高山陣屋や古い町並みの散策、舩坂酒造店での酒蔵見学と日本酒の試飲などを組み込んだ。料金はいずれも1人6万9900円から。
3コースとも1泊2日で、復路は特急「ひだ」の普通車指定席を利用する。申し込みは各旅行会社のウェブサイトで受け付けており、販売期間は2027年1月31日まで。定員に達し次第、募集を終了する。