秩父鉄道は行田市と連携し、SLパレオエクスプレスを活用した「SL 日本遺産のまち行田号」を7月11日、12日に特別運行する。熊谷駅から行田市駅まで1日2便を設定し、夏の観光名所「古代蓮の里」や「田んぼアート」へのアクセスとしてアピールする。
昨年はSL運行区間を延伸し、行田市駅発着の特別運行を実施。好評を受け、今年は古代蓮や田んぼアートの見頃に合わせたダイヤを新たに設定した。SL指定席券は全席指定で、大人2000円、小児1650円。SL「C58 363号機」と12系客車4両で運行する。
行田市駅到着後は、観光レンタサイクルやガイド付きまち歩きツアーなどを通じ、市内周遊を楽しめる企画も用意する。
行田市の「古代蓮の里」は約42種類、12万株の蓮が咲く名所で、6月中旬から8月上旬に見頃を迎える。園内の「行田タワー」から眺める「田んぼアート」は、色の異なる稲で巨大な絵や文字を描くもので、「世界最大級」として知られる。例年7月中旬から10月中旬にかけて見頃となり、毎年異なるデザインが話題を集める。
行田市は足袋のまちとして知られ、「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」は2017年に埼玉県内初の日本遺産に認定された。市内には「忍城址」や「埼玉古墳群」などの歴史資源も点在するほか、「行田花手水week」では花を浮かべた手水鉢が街並みを彩り、観光客を集めている。