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ようこそ写真俳句の世界へ㉗ 潮干狩り遠き昭和の水平線

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小学生の頃、春になると家族でよく潮干狩りに出かけた。熊手を握り、夢中になって砂を掘っているうちに時間を忘れてしまう。浅蜊を見つけると小さな歓声が上がり、バケツの中が少しずつ重くなっていった。ふと腰を伸ばして顔を上げると、遠くにぼんやりと水平線が見えた記憶がある。あの景色にはどこかのんびりとした昭和の空気が漂っていた。もう長いこと潮干狩りをしていないが、今思えば家族が同じ時間をゆっくり共有できた豊かな季節の行事だったのだと思う。

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