高速バスを運行するWILLER EXPRESSは6月1日、外国籍人材を含むバス運転士の採用と育成を本格的に強化すると発表した。深刻化する運転士不足や地域交通の維持、拡大する訪日需要への対応を目的に、自社研修機関「WILLER LABO」を活用して育成を進める。
同社は未経験者を高速バス運転士として育成する研修機関「WILLER LABO」を運営しており、これまで若手や未経験者の育成実績を積み重ねてきた。今回、その教育スキームを外国籍人材にも拡大し、日本人運転士と同じ安全基準や教育カリキュラムを適用する。
研修では約3カ月にわたる安全運転訓練に加え、接客・接遇スキルも指導する。「安全とおもてなしは表裏一体」との考えのもと、国籍を問わず同一基準で教育する。
また、外国籍人材向けに運行業務や接客に必要な専門日本語教育のほか、住居確保や行政手続き、日本での生活習慣に関する支援、配属後のフォローアップなどを一体的に実施する。
取り組みの第一弾として、6月1日にフィリピンから7人の候補生が入校した。今後はインドネシア、ネパール、ウズベキスタン、インドからも順次受け入れる予定。