江戸三大祭りの一つ「深川八幡祭り」(富岡八幡宮例大祭)が16日、最終日を迎えた。今年は3年に1度の「本祭り」で、53基の町神輿が街を巡る各町神輿連合渡御が行われている。午後には神輿が再び永代橋を渡り、富岡八幡宮(東京都江東区)への宮入りに向けて祭りはクライマックスを迎えている。
連合渡御は午前7時30分ごろに始まった。53基の神輿が「わっしょい、わっしょい」の掛け声とともに、氏子各町など約8kmのコースを巡っている。
深川八幡祭りは「水かけ祭り」の別名でも知られる。この日は時折通り雨が降る天候となったが、沿道からもホースやバケツで担ぎ手に次々と水がかけられた。担ぎ手は全身びしょぬれになりながら、威勢のいい掛け声を響かせて神輿を担いでいる。
午後は各町を巡った神輿が隅田川に架かる永代橋を渡り、永代通りを通って富岡八幡宮を目指す。永代橋周辺でも神輿と担ぎ手に大量の水が浴びせられ、沿道から大きな歓声が上がる。
神輿はこの後、次々と富岡八幡宮へ宮入りする予定で、5日間にわたる祭りはフィナーレを迎える。
深川八幡祭りは、日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭と並ぶ江戸三大祭りの一つ。例大祭は1642年、江戸幕府の命により、3代将軍徳川家光の長男で後の4代将軍となる家綱の世継ぎ祝賀を行ったことが始まりとされ、約380年の歴史を持つ。