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楽天トラベル、2024年人気温泉地トップ3は熱海温泉、別府温泉、那須温泉

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 楽天トラベル」は12月12日、「楽天トラベル 2024年 年間人気温泉地ランキング」を発表した。1年間の延べ宿泊者数を温泉地ごとにランキング化した結果、11年連続で静岡県「熱海温泉」が1位となった。2位は大分県「別府温泉」、3位は栃木県「那須温泉」、4位は群馬県「草津温泉」、5位は和歌山県「白浜温泉」だった。

 1位の「熱海温泉」は、関東圏から特急電車と自動車のどちらでもアクセスしやすく、近年、宿泊施設や飲食店の新規開業やリニューアルが続いている。宿泊構成別では、男女2名や子ども連れの利用が多く、年代別では、30~40代に加えて20代以下の若年層における利用シェアも高い傾向にある。

 2位の別府温泉は、豊富な温泉の湧出量とともに多様な泉質を楽しめる温泉地。2024年には、複数の宿泊施設が大規模なリニューアルを行ったことも話題となり、注目を集めた。

別府温泉

 また、訪日外国人からの人気が高い温泉地で、2024年1〜12月を宿泊対象期間とした訪日外国人の予約泊数は、12月上旬時点で前年同期比の約1.4倍に伸長している。

 那須温泉は、3年連続で3位にランクインした。1300年以上の歴史を持つ温泉地で、豊富な自然とともに温泉を楽しむことができる。また、那須高原やテーマパーク、牧場など観光スポットが多数あり、年間を通じて旅行者を惹きつけている。

那須温泉エリア

 2024年には、リニューアルした道の駅や牧場、カフェの話題もあり、旅行中に立ち寄ることができる場所の選択肢も増え、前年に引き続きファミリーによる利用が多く、中でも前年同期比では子連れの利用が最も伸長した。

 ランキングは楽天トラベルに登録している全国の温泉地を対象に、2024年1月1~12月31日(予約含む)をもとに集計した。日帰り利用も含まれている。

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