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IATA、5月の航空需要は中東情勢で2.2%減 

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国際航空運送協会(IATA)は6月30日、5月の世界の航空旅客需要を発表した。旅客需要(RPK)は前年同月比2.2%減となり、中東で続く戦争の影響を受けて2カ月連続の前年割れとなった。

一方、中東を除くと0.7%増となり、世界の航空需要は底堅さを維持していることも示した。

供給座席数(ASK)は2.3%減少したが、搭乗率(ロードファクター)は83.5%と前年同月を0.1ポイント上回り、5月として過去最高を記録した。

国際線需要は1.6%減、国内線需要は3.1%減となった。中東を除いた国際線需要は3.1%増と堅調だった。

地域別では、中東の航空会社の需要が28.4%減と大幅に落ち込んだ一方、欧州は2.7%増、アフリカは6.6%増、中南米は6.1%増と伸長した。アジア太平洋地域は1.4%減、北米は4.2%減となった。

国際線では欧州が3.8%増、アジア太平洋が1.3%増、北米が1.0%増と、中東以外の主要市場は底堅い動きを維持した。

IATAのウィリー・ウォルシュ事務総長は、「5月の旅客需要は中東での戦争の影響で2.2%減少したが、中東航空会社の需要減は4月の46.6%減から28.4%減へと改善しており、地域の回復力を示している」とコメント。高止まりする燃料価格や航空運賃にもかかわらず需要はおおむね底堅く推移しているとした一方で、中東情勢による影響は当面続くとの見通しを示した。

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