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JR北海道、札幌駅リニューアル概要発表 商業空間1.5倍に拡大

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JR北海道は5月20日、札幌駅リニューアル計画の概要を発表した。高架化から35年以上が経過し、設備老朽化が進む札幌駅について、東西コンコース刷新やエキナカ商業施設拡大などを実施し、2029年度第1四半期頃までに全面リニューアルを進める。

リニューアルでは、「サツエキ ヒトトキ」をコンセプトに、人との交流や北海道の歴史・文化を感じられる空間づくりを目指す。西コンコースは北海道大学や赤れんが庁舎へ続く“北海道らしさ”を感じる空間に、東コンコースは北海道新幹線札幌駅や再開発ビルにつながる“未来志向”のデザインに刷新する。

エキナカ商業施設を約30店舗へ拡大

駅南側では、駅設備配置を見直すことで新たな商業スペースを創出。エキナカ商業施設の面積は約1300平方メートルから約2000平方メートルへ、店舗数は18店舗から約30店舗へ拡大する。開業目標は2027年度末。

施設コンセプトは「DO 3 STORY(ドウ サン ストーリー)」。北海道で生まれた“ヒト・モノ・トキ”を発信する場として、土産店に加え、北海道の旬やソウルフードを楽しめるスイーツ店、惣菜店、飲食店、ベーカリー、コンビニなどを展開する予定だ。

観光案内・待合機能も強化

案内機能では、「みどりの窓口」「JRインフォメーションデスク(外国人デスク)」「北海道さっぽろ観光案内所」を隣接配置し、観光案内機能を強化する。

また、改札内にはカマクラをモチーフにした待合室を新設。ロッカーやベンチ配置見直し、デジタルサイネージ増設、西改札移設による混雑緩和も進める。一方で、改札外トイレは廃止し、改札内トイレへ集約。喫煙室数も削減する。

2026年度から段階的に工事実施

2026年度は、駅設備移設や商業スペース拡大に向けた工事を本格化。今年9月頃には東コンコースの有人改札や券売機、「みどりの窓口」を一時移設するほか、一部店舗や喫煙室を廃止する。

待合室は2026年秋頃使用開始予定で、東西連絡通路供用開始や窓口配置見直し、商業施設開業は2027年度末を予定している。

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