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5月の旅行取扱額、海外旅行102%と堅調 国内・訪日は前年下回る

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観光庁は7月24日、主要旅行業者43社・グループを対象とした2026年5月の旅行取扱状況速報を公表した。海外旅行の総取扱額は前年同月比102.4%と前年を上回り回復基調を維持した一方、外国人旅行(インバウンド)は98.2%、国内旅行は98.8%と前年実績を下回った。総取扱額は3,267億2,736万円で前年並みとなり、旅行市場は分野ごとに明暗が分かれる結果となった。

海外旅行が市場をけん引、国内・訪日は前年割れ

総取扱額の内訳は、海外旅行が1,083億9,000万円(前年同月比102.4%)、外国人旅行が236億2,993万円(同98.2%)、国内旅行が1,947億742万円(同98.8%)。海外旅行のみ前年を上回り、国内旅行とインバウンドは前年実績に届かなかった。

募集型企画旅行でも同様の傾向がみられ、海外旅行の取扱額は272億8,451万円(同102.7%)、取扱人数は6万8,218人(同102.8%)と増加。一方、国内旅行は取扱額738億7,046万円(同98.8%)、取扱人数161万6,687人(同88.4%)、外国人旅行は取扱額2億7,447万円(同92.1%)、取扱人数1万2,805人(同89.0%)となり、特に人数ベースで前年割れが目立った。

JTB首位、HISやKNT-CTは前年超え

会社別では、JTBグループが総取扱額1,123億3,734万円(前年同月比102.5%)でトップを維持した。続いて、日本旅行が316億7,324万円(同101.5%)、KNT-CTホールディングスが317億6,961万円(同102.4%)、エイチ・アイ・エス(HIS)が308億1,315万円(同109.2%)となり、HISは主要旅行会社の中でも高い伸び率を示した。

一方、阪急交通社は302億4,984万円で前年同月比83.4%、ANA Xは37億4,243万円で同79.3%、ジャルパックは76億2,489万円で同86.9%と前年を下回った。旅行会社によって回復状況に差が見られる結果となった。

海外需要回復も旅行市場は二極化

今回の統計では、海外旅行市場が堅調に推移する一方で、国内旅行やインバウンドは前年水準をやや下回った。総取扱額全体では前年並みを維持したものの、旅行商品の種類や旅行会社ごとに回復状況の違いが表れている。

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