日本生産性本部サービス産業生産性協議会(SPRING)は9月14日、第6回「日本サービス大賞」(内閣総理大臣表彰)の応募受付を開始した。地域・規模・業種を問わず、国内のすべての民間サービスを対象に、サービスの高度化と産業の発展を先導する「革新的な優れたサービス」を幅広く表彰する。応募締め切りは10月29日で、受賞企業の発表・表彰は2027年冬を予定している。
スタートアップや地方企業も対象に
同賞は、これまで全5回で計142件の優れたサービスを表彰してきた。第6回も、大企業や中堅・中小企業、スタートアップ、地方企業などから、社会課題の解決や新たな価値創造に取り組む幅広いサービスを対象に応募を受け付ける。
応募対象は、一次産業・二次産業を含むサービスを提供している全ての事業者(行政サービスを除く)。賞の種類は内閣総理大臣賞をはじめ、各省大臣賞や地方創生大臣賞、優秀賞、審査員特別賞などを予定している。応募および審査に費用はかからない。
応募にあたっての疑問に対応するため、オンライン形式の個別相談会(無料・事前予約制)も10月23日まで実施する。「自社のサービスが対象になるか分からない」「申請書類の書き方にアドバイスがほしい」といった相談に応じる。
過去には観光・地方創生の取り組みも受賞
過去の受賞事例には、観光や地方創生に関わるサービスも多い。第5回の内閣総理大臣賞は、多言語対応の移動支援で訪日客の円滑な移動と地方誘客・消費拡大を推進した訪日観光ナビゲーションアプリ「Japan Travel by NAVITIME」(ナビタイムジャパン)が受賞した。
国土交通大臣賞には、個人宅などの空き駐車場をアプリで事前予約できる駐車場シェアサービス「アキッパ」(akippa)が選ばれた。また、地域と都市部の子育て家族をつなぎ、子どもが地域の保育園に通いながら家族で滞在できる体験型サービス「保育園留学」(キッチハイク)も、北海道厚沢部町発の地方創生モデルとして優秀賞・審査委員特別賞を受けている。
応募は所定のフォーマットに記入のうえ、公式ホームページから提出する。書類一次審査は2026年11月から始まり、現地審査などを経て2027年冬に発表・表彰される。