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鹿児島ならではの【ちょっと変わった体験】を満喫!南薩を巡る1日ドライブ旅

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鹿児島には、ここでしか体験できない、ちょっとユニークなスポットが点在しています。

頭に釜のフタをのせて願掛けをする神社、日本最南端のJR駅、天然温泉の熱で体を温める砂むし温泉、そして一年中楽しめる「そうめん流し」。

今回は、南薩エリアをドライブしながら巡れる、鹿児島ならではの体験を詰め込んだ1日モデルコースをご紹介します。

鹿児島ならではの体験を巡る1日モデルコース

今回ご紹介するのは、頭に釜のフタをのせて願掛けをする「釜蓋神社」、JR日本最南端の駅「西大山駅」、天然湧水で味わう「唐船峡そうめん流し」、そして旅の締めくくりにぴったりな「指宿砂むし温泉」を巡る1日ドライブコースです。

観光スポット同士の距離も比較的近く、海沿いを走りながら開聞岳や錦江湾の景色を楽しめるのも、このルートならではの魅力。鹿児島らしい絶景とご当地体験を一度に満喫できます。

南薩エリア日帰りモデルコース
① 釜蓋神社

② 西大山駅

③ 唐船峡そうめん流し(昼食)

④ 指宿砂むし温泉

移動時間の目安
釜蓋神社 → 西大山駅:約30分(約20km)
西大山駅 → 唐船峡そうめん流し:約12分(約6km)
唐船峡そうめん流し → 指宿砂むし温泉:約25分(約14km)
総移動時間:約1時間10分(約40km)

観光や食事、温泉をゆっくり楽しんでも日帰りで十分巡れるコースです。朝から出発すれば、鹿児島ならではの「ちょっと変わった体験」を一日かけて満喫できます。

①頭に釜のフタをのせて願掛け!「釜蓋神社」

筆者提供
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薩摩半島の南端近く、海沿いにたたずむ「釜蓋神社(射楯兵主神社)」は、全国でも珍しい参拝方法で知られる人気の神社です。

目の前には青い海が広がり、晴れた日には薩摩富士とも呼ばれる開聞岳を望める絶景ロケーション。パワースポットとしても人気で、多くの人が訪れています。

釜蓋神社の名物といえば、釜のフタを頭にのせたまま鳥居から拝殿まで歩く「釜蓋願掛け」です。

「途中でフタを落とさずに参拝できると願いが叶う」といわれており、連日多くの参拝客が挑戦しています。

実際にやってみると、これが思った以上に難しい……。

海のすぐ近くにあるため風が強く吹くことも多く、さらに木製のフタは表面がつるつるしているので、少しバランスを崩しただけでも落ちてしまいます。

筆者も何度もチャレンジしましたが、階段のところで何度も落としてしまい、最後まで成功できませんでした。見ていると簡単そうに思えますが、実際に挑戦すると意外な難しさに驚かされます。

「頭にフタをのせるなんて少し恥ずかしいかも……」と思う人もいるかもしれません。

しかし、境内では多くの参拝客が願掛けに挑戦しているので、不思議と恥ずかしさは感じませんでした。家族連れや友人同士で挑戦しながら笑い合っている姿も多く見られ、境内は和やかな雰囲気です。

願掛けを楽しんだあとは、境内から続く遊歩道を歩いて「希望の岬」まで足を延ばしてみましょう。

岬へ向かう途中には青い海が広がり、天気が良ければ雄大な開聞岳を眺めることができます。岬には「希望の岬」と書かれたモニュメントもあり、写真撮影にもおすすめのスポットです。

釜蓋神社を訪れたら、願掛けだけで帰るのではなく、ぜひ岬まで散策して鹿児島らしい絶景も楽しんでみてください。

②JR日本最南端の駅「西大山駅」

筆者提供
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次に訪れたのは、JR日本最南端の駅として知られる「西大山駅」です。

無人駅ながら全国から多くの観光客が訪れる人気スポットで、開聞岳を正面に望むロケーションは、まさに鹿児島を代表する絶景のひとつ。ホームに立つと、のどかな田園風景と雄大な開聞岳が目の前に広がり、時間がゆっくり流れているような気分になります。

西大山駅の魅力は、なんといってもホームから眺める開聞岳の美しさです。

標高924mの開聞岳は、その美しい円すい形から「薩摩富士」とも呼ばれています。駅のホームと線路、そして開聞岳が一直線に並ぶ景色は写真映えも抜群で、多くの人がカメラを構えていました。

列車の本数はそれほど多くありませんが、タイミングが合えば列車と開聞岳を一緒に撮影できるのも魅力です。列車が来ない時間帯でも十分見応えがあり、景色を眺めながらゆっくり過ごしたくなる場所でした。

また、駅前には、ひときわ目を引く「幸せを届ける黄色いポスト」が設置されています。

筆者提供

青い空と緑の田園風景の中で鮮やかな黄色が映え、西大山駅を代表するフォトスポットとして人気です。実際にこのポストから手紙を投函することもできます。

日本最南端という特別感だけではなく、絶景やフォトスポットも充実している西大山駅。南薩ドライブではぜひ立ち寄りたいスポットです。

③昼食は「唐船峡そうめん流し」で鹿児島名物を味わう

筆者提供
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西大山駅を満喫したあとは、お楽しみのランチタイム。向かったのは、指宿市にある「唐船峡そうめん流し」です。

「そうめん流し」と聞くと、長い竹にそうめんを流す「流しそうめん」を思い浮かべる人も多いかもしれません。しかし、鹿児島では「流しそうめん」ではなく、「そうめん流し」が一般的です。

その理由は、竹ではなく円形の回転式の器を使うスタイルだから。器の中を冷たい湧水が流れ続け、その水にそうめんを流して食べます。

唐船峡では、年間を通して水温約13℃の天然湧水を使用しているため、真夏はもちろん、それ以外の季節でもひんやりとしたそうめんを楽しめます。夏限定の風物詩ではなく、一年中味わえる鹿児島の名物グルメです。

実際に食べてみて印象的だったのは、めんつゆの味。少し甘めの味付けで、鹿児島県民にとっては昔から親しまれている定番の味なのだそうです。関東のめんつゆとはひと味違いますが、そうめんとの相性が良く、気づけば箸が止まらなくなっていました。

そして、唐船峡の魅力はそうめんだけではありません。

周囲は豊かな木々に囲まれ、園内には澄んだ湧水が流れています。夏でも涼しく感じられるほど心地よい空間で、食事をしながら自然を満喫できるのも人気の理由です。

メニューにはそうめんのほか、マスや鯉の塩焼き、鯉のあらいなど、地元ならではの料理も並んでいます。

「そうめんを食べるためだけに立ち寄るのはどうかな?」と思っていましたが、実際に訪れてみると、自然の中でゆっくり食事を楽しめる特別な場所でした。筆者が訪れた際も、家族連れから観光客まで幅広い人でにぎわっていました。

鹿児島県民にとって、そうめん流しはソウルフードのようなものだとか。鹿児島を訪れたら、一度は体験してほしい名物スポットです。

④旅の締めは「砂むし温泉」でリフレッシュ

鹿児島ならではの体験を満喫する旅の締めくくりは、指宿名物の「砂むし温泉」です。

世界的にも珍しい天然の砂むし温泉は、海岸に湧き出る温泉の熱で温められた砂に、体を埋めるというユニークな入浴方法。観光で歩き回った体を癒やすにはぴったりのスポットです。

施設の受付を済ませたら、専用の浴衣に着替えて海辺へ向かいましょう。

砂浜に横になると、スタッフが「重くないですか?」「熱すぎませんか?」と声をかけながら、スコップで全身に砂をかけてくれます。体への負担がないように調整してくれるので、初めてでも安心して体験できました。

筆者提供
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砂に埋まる時間の目安は10〜15分ほど。最初は「砂が重そう」と思っていましたが、実際は心地よい重みとじんわり伝わる温かさに包まれ、自然とリラックスできます。

目の前には海が広がり、波の音を聞きながら砂に埋まっている時間は、とても贅沢なひととき。まさに自然と一体になる感覚です。

時間になり、スタッフに声をかけると、砂を丁寧にどけてもらえます。

砂から出ると、全身から一気に汗が噴き出し、体の芯まで温まっているのを実感しました。その後は施設内の温泉やサウナを利用できるので、砂をきれいに洗い流しながら、さらにゆっくりとくつろげます。

「海辺の砂浜に埋まっている自分を俯瞰で見ると、なんとも不思議で思わず笑ってしまう」そんなことも実際に感じました。

自然の力をそのまま利用した温泉に身を委ねる体験は、全国でもなかなか味わえません。鹿児島を訪れたら、一日の最後を締めくくる特別な思い出として、ぜひ体験してみてください。

鹿児島には【ここでしかできない体験】がある

釜のフタを頭にのせて願掛けに挑戦し、日本最南端のJR駅で開聞岳を眺め、天然湧水で冷えたそうめんを味わい、最後は砂に埋まって温泉で癒やされる。今回ご紹介したコースには、鹿児島だからこそ体験できる楽しみがぎゅっと詰まっています。

どのスポットも景色を見るだけではなく、「実際にやってみる」ことで、その土地ならではの文化や魅力をより深く感じられるのが印象的でした。釜蓋神社で何度も願掛けに挑戦したり、砂むし温泉で自然の温もりに包まれたりと、一つひとつが旅の思い出として心に残ります。

鹿児島を訪れた際は、少し足を延ばして南薩エリアならではの「ここでしかできない体験」を楽しんでみてはいかがでしょうか? きっと、旅の思い出に残る特別な一日になるはずです。

寄稿者 岡地綾子(おかじ・あやこ)㈱シニアジョブ・シニアタイムズ編集長

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