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世界の航空旅客、6月1.7%減、中東は14%減

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国際航空運送協会(IATA)は、2026年6月の世界の航空旅客需要が前年同月比1.7%減少したと発表した。中東情勢の影響に加え、中国、米国、日本の国内線需要の減少が全体を押し下げた。

旅客需要を示す有償旅客キロ(RPK)は1.7%減、供給力を示す有効座席キロ(ASK)は1.3%減となった。搭乗率は0.4ポイント低下の84.2%。中東を除いた世界全体でも需要は0.6%減少した。

国際線の需要は0.9%減だったが、中東を除くと1.1%増となった。地域別では中東の航空会社が14.0%減と大きく落ち込み、供給力も11.0%減少した。IATAはイラン戦争の影響が続いているとする一方、4月以降は運航の正常化が徐々に進み、需要の減少率は半分程度まで縮小したとしている。

国際線では欧州が1.5%増、アジア太平洋が0.4%増、アフリカが6.7%増、中南米・カリブ海が3.5%増となった。一方、北米は1.0%減。欧州―アジア間は11.0%増と、主要国際路線の中で最も高い伸びを記録した。

国内線のRPKは世界全体で3.0%減少した。主要市場では中国が5.2%減と最も大きく、日本は3.8%減、米国は1.2%減、インドは0.5%減だった。日本の供給力は1.9%減、搭乗率は1.5ポイント低下の75.8%。IATAは中国と日本について、燃料価格の上昇が需要減少の要因になった可能性を指摘している。

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