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日本唯一の「漬物祭り」、愛知・あま市で

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漬物の祭り「香乃物祭(こうのものさい)」が8月21日、愛知県あま市の萱津神社で開かれる。1300年以上続く伝統行事で、全国から漬物業者や関係者が参列し、例年約1000人が訪れる。

萱津神社には、国内唯一の「漬物の神」とされる鹿屋野比売(かやぬひめ)が祀られている。神社のある尾張平野はかつて海岸に面し、供物の一部を甕に入れたところ、程よい塩漬けになったことが日本の漬物の起源とも伝えられている。

今年は、途絶える危機にあった上萱津地区の伝統的な漬物が復活する。使うのは尾張地方を中心に生産され、漬けてもカリカリとした食感が残る野菜「かりもり」。新型コロナ禍による祭りの規模縮小や食品衛生法の厳格化などから生産が途絶えかけていた。

地元有志は今年4月、萱津会館に新たな工房を設置。地元産の野菜を粕漬けをベースとした地域伝統の製法で浅漬けにし、香乃物祭で販売を再開する。今後は毎月21日の「漬物の日」に定期販売する予定。

祭りでは、漬物文化への感謝と繁栄を祈る祝詞の奏上や巫女の舞を奉納する本殿祭を行うほか、一般参加者が願いを込めて甕に野菜を漬ける「漬込神事」を実施する。完成した「香の物」は熱田神宮に奉納される。全国の漬物の即売会や野菜のお守り販売も行われる。

時間は午前9時30分から午後3時30分ごろまで。本殿祭は午後2時から3時30分ごろを予定している。神社へは名鉄名古屋本線「須ヶ口」駅から、徒歩約15分。

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