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横浜でウルトラマンと一緒に地球を救ってきた

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1960年生まれにとって、ウルトラマンは子どものころからそこにいた。1966年放送開始の初代「ウルトラマン」をリアルタイムで見て、翌1967年からは至極の傑作ドラマだと思っている「ウルトラセブン」へ。アンヌ隊員の色褪せないこと。かろうじて見ていたのは1971年に始まった「帰ってきたウルトラマン」までだっただろうか。

そんな世代が、横浜ランドマークタワーで開催中の「没入型体験イベント:ウルトラマン ストーリーダイブ展」の内覧会に参加した。ウルトラマンシリーズ60周年を記念したイベントで、映像、音響、演劇を組み合わせ、来場者自身が物語に参加する。会期はあとわずか、8月16日まで。

最近は「没入体験」がはやりだ。チームラボはもちろん、横浜駅直結の施設でゴーグルを装着してピラミッドを巡る体験もした。もう一度行きたいと思うほど面白かった。しかし、今回のウルトラマンは、そうしたデジタル技術を前面に出した没入体験とはまったく違った。

会場の一室に足を踏み入れたとき、最初に頭に浮かんだのは「高校の文化祭の出し物」だった。悪口ではない。懐かしいほど手作り感が満載で、キャストのリードに真剣に付き合おうと決めた。

物語は、ウルトラマンの展覧会を見ていた参加者が、突然の異変によって怪獣災害で荒廃した世界に迷い込むところから始まる。参加者一人ひとりが持つ「心の光」を頼りに、仲間と協力してウルトラマンを呼び、地球を救う。途中の選択によって物語は4つの結末に分かれるという。

内覧会にはメディアだけでなく、コアなウルトラマンファンも参加していた。途中、4つのランプから一つを選び、その前に集まる場面があった。「勇気」のランプに近づいた若い女性に、キャストが選んだ理由を尋ねると、「テレビで見てきたウルトラマンに勇気をもらって、今も頑張れるから」と答えるのを聞いて、一層背筋を伸ばし、物語に従うことにした。

ウルトラなにかは分からない

同時に入場した10数人と協力しながら、いくつかのミッションに挑戦した。ガイド役などのキャストは4人ほど登場し、参加者を物語へと導いていく。最後の部屋で投影された「あなたが初めてウルトラマンを見たとき、隣には誰がいただろう。今度はあなたが誰かの隣にいる番かもしれない」という言葉に、グッとくる。

無事に脱出した後で、ウルトラマングッズをたくさん身に着けていた、「勇気」を選んだ理由を答えた女性たちに声をかけた。

ウルトラマンファンの3人。右端が勇気の女性

初代からリアルタイムで見ていたと自己紹介すると、小さな歓声が上がり、ちょっと畏敬の目で見られた。彼女たちは「ニュージェネレーションからです」と教えてくれた。こちらには何のことか分からなかった。

「ウルトラマン ストーリーダイブ展」はランドマークプラザ5階のランドマークホールで8月16日まで。入場時間は午前11時~午後7時で、最終入場は午後6時20分。料金は当日券が中学生以上2500円、4歳~小学生1500円。入場には時間帯の指定が必要となる。

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