東京商工リサーチによると、遊園地やテーマパークなどの運営企業の2025年度売上高で、トップは東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)を運営するオリエンタルランドの5881億7100万円だった。
2位は「ナムコ・ナンジャタウン」(東京都豊島区)や「浅草花やしき」(東京都台東区)などを運営するバンダイナムコアミューズメントの975億4900万円、3位は東京ドームシティアトラクションズ(東京都文京区)などを運営する東京ドームの615億1300万円。4位は鈴鹿サーキットパーク(三重県鈴鹿市)やモビリティリゾートもてぎ(栃木県茂木町)を運営するホンダモビリティランドで443億9100万円だった。
オリエンタルランドは前年度比2.9%増。東京ディズニーリゾートの入園者数は前年度をわずかに下回ったが、高価格帯チケットの構成比が増えたほか、有料でアトラクションなどの待ち時間を短縮できる「ディズニー・プレミアアクセス」の販売が伸び、ゲスト1人当たりの売上高は過去最高となった。
バンダイナムコアミューズメントは5.8%減、東京ドームは6.5%増だった。ホンダモビリティランドはF1日本グランプリの来場者増などで43.4%増と大きく伸びた。
なお、国内有数のテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)の運営会社は売上高を非公表としており、ランキングには含まれていない。
ランキングは上場企業や上場企業の連結子会社、官報やホームページなどで売上高が判明している企業が対象。テーマパーク以外の事業を展開する企業については、その事業の売上高も含まれている。
東京商工リサーチが調査した遊園地やテーマパーク、動物園、水族館などの運営企業122社の2025年度売上高は、合計1兆931億円で前年度比3.4%増となり、4期連続で増加した。ただ、増収企業は74社と前年の84社から10社減少した。
人気施設では収容できる来場者数が限界に近づく一方、物価高や人件費の上昇も続いている。入場者数の増加だけに頼らず、グッズや飲食、有料サービスなどによる客単価の引き上げが課題となっている。