フランスとサウジアラビア両政府は、パリ近郊のセルジー・ポントワーズに複数のテーマパークなどからなる大型レジャー施設を開発する計画を発表した。現地メディアなどによると、このうち一つは日本の漫画・アニメ「ドラゴンボール」をテーマにしたパークとなる構想。(画像はサウジアラビアで建設が計画されている「ドラゴンボール」テーマパークのイメージ=Qiddiya Investment Company提供)
フランス大統領府が8月25日に発表した共同声明によると、サウジアラビアの投資会社Qiddiya Investment Companyが開発を進める。娯楽やレジャー、ホテル、文化、スポーツを組み合わせた複合施設で、最大3つの大型アトラクションを核とする。開発全体の投資額は約60億ユーロを見込む。
建設予定地のセルジー・ポントワーズはパリの北西に位置する。フランス側は、開発によって約2万2000人の雇用創出を見込んでいる。開業時期など詳細は明らかになっていない。
Qiddiya Investment Companyは、サウジアラビアでも世界初となる「ドラゴンボール」のテーマパーク建設を進めている。2024年3月に建設決定を発表したもので、首都リヤド近郊で開発中のQiddiya Cityに整備する。
サウジアラビアのパークは50万平方メートルを超える敷地に、「カメハウス」「カプセルコーポレーション」「ビルスの星」などを再現した7つのエリアを設ける。30以上のアトラクションを整備し、中央には高さ約70メートルの「神龍」を設置。ホテルやレストランも併設する計画。
パリ近郊の計画を巡っては、仏紙ル・モンドが、日本の権利者から「ドラゴンボール」の名称やキャラクターを使用する正式な許諾はまだ得られていないと報じている。