鹿児島県・与論島の地主神社で9月25日、国の重要無形民俗文化財「与論の十五夜踊」が行われる。旧暦3月、8月、10月の各15日に開く豊年祭で、島の安穏や五穀豊穣、子孫繁栄などを願って踊りを奉納する。
十五夜踊は、大和風の「一番組」と沖縄風の「二番組」で構成する。一番組は紙と竹ひごで作った仮面を着け、木刀などの小道具を使った狂言風の踊りを披露。二番組は「サジ」と呼ばれる布で顔を覆い、日の丸の扇などを使って踊る。
9月25日の旧暦8月15日には、獅子舞と綱引きを行う。綱引きは一般の参加者も加わり、綱が切れるまで引き合う。切れた綱のわらで互いをたたくと、厄払いや無病息災につながると伝えられている。
最後の「六十節」では一番組と二番組が一緒に踊り、一般参加者も加わってカチャーシーを踊る。会場は与論町立長の地主神社。