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国交省、「運輸事業の安全に関するシンポジウム2026」開催 人材確保と安全教育をテーマに議論

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国土交通省は11月25日、「運輸事業の安全に関するシンポジウム2026」を東京・丸ビルホールで開催する。今回は「人材確保・安全教育を通じた安全管理体制の確保」をテーマに、トラック、航空、鉄道、旅客船など各交通モードにおける人材確保や未経験者への安全教育、技術伝承の取り組みを紹介する。会場参加に加え、YouTubeでのオンライン配信も行う。

人材流動化時代の安全管理を考える

シンポジウムは、運輸事業の安全確保に関する意識向上や、運輸安全マネジメント制度のさらなる浸透・定着を目的に開催する。近年、運輸業界では人材確保や定着、技術継承が共通課題となっている。今回は、若手人材の採用拡大や人材流出防止、未経験者への安全教育、ベテランからの技術伝承などを取り上げ、今後の安全管理体制のあり方を議論する。

冒頭では、インディードリクルートパートナーズ リサーチセンター上席主任研究員の宇佐川邦子氏が「20代、30代の人材確保における注目すべき最近の変化」をテーマに講演する。宇佐川氏は、人材領域を中心に求人・採用、人材育成や定着、組織づくりなどに関する調査や提言に取り組んできた。

トラック、航空、鉄道、旅客船が事例紹介

交通モード別の取り組み紹介では、トラック事業からアトランシード代表取締役社長の伊藤学明氏、航空事業からジェイエア常務取締役・安全統括管理者の小堺康弘氏が登壇する。

鉄道事業では京王電鉄取締役常務執行役員鉄道事業本部長・安全統括管理者の番睦氏、旅客船事業では商船三井さんふらわあ代表取締役社長執行役員の牛奥博俊氏が、それぞれ人材確保や安全教育に関する取り組みを紹介する。さらに、運輸分野以外の事例として、鹿島建設安全環境部長の加藤昌二氏が社員安全教育の取り組みを紹介する。建設現場での安全教育を通じ、他業種の事例から運輸業界の安全管理に生かせる視点も探る。

「未経験人材への教育と技術伝承」をパネル討論

後半には、「人材流動化時代における人材確保や未経験人材に対する教育と技術伝承」をテーマとしたパネルディスカッションを行う。コーディネーターは関西大学名誉教授の安部誠治氏。パネリストには京王電鉄の番氏、アトランシードの伊藤氏、商船三井さんふらわあの牛奥氏、ジェイエアの小堺氏が参加する。

人材の流動化が進む中で、安全に必要な知識や技術をどのように未経験者へ伝えるか、また採用した人材を定着させながら安全文化を維持していくには何が必要かなど、各交通モードの事例を踏まえて議論する予定だ。

11月25日開催、参加・視聴は無料

シンポジウムは11月25日午後2時から5時まで、東京都千代田区の丸ビルホールで開催する。オンライン配信はYouTubeで同時に行い、会場・オンラインとも参加無料。いずれも事前申し込みが必要となる。

対面参加は先着順で、会場の都合から1社3人以内としている。国交省は、各交通モードの事例共有を通じ、人材確保と安全教育の両面から持続的な安全管理体制の構築につなげる考えだ。

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