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HIS、NASA諮問委員・弓削類氏と行くスタディツアー発売 宇宙医学や最先端技術を学ぶ6日間

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エイチ・アイ・エス(HIS)は10月15日、スペース・バイオ・ラボラトリーズと共同で、NASA微小重力センター諮問委員の弓削類氏が全行程に同行する実践型スタディツアー「宇宙医学トップランナー・弓削類先生と行く!NASA特別視察&最先端ワークショップ アメリカ・オーランド6日間」の販売を始めた。次世代の宇宙ビジネスや医療・健康分野に関心を持つ学生、若手人材を育成する。

宇宙と医療の最前線を学ぶ

近年、宇宙環境を活用した医療・ヘルスケア研究は、宇宙飛行士の健康管理だけでなく、地球上の再生医療や加齢研究などへの応用も期待されている。

HISは、こうした分野を将来の産業を担う若者が実際の研究現場に触れながら学ぶ機会として今回のツアーを企画。通常の観光旅行ではなく、宇宙医学や研究開発、宇宙ビジネスを題材にした学習プログラムを組み込む。

全行程には、NASA微小重力センター諮問委員で、スペース・バイオ・ラボラトリーズ取締役を務める弓削類氏が同行する。弓削氏は宇宙医学と再生医療を専門とし、独自に開発した重力制御装置「Gravite®」を活用しながら、NASA研究者と連携した研究にも取り組んでいる。

「Gravite®」題材にワークショップ

現地では、最先端技術を題材としたワークショップを実施する。日本発の重力制御装置「Gravite®」などを取り上げ、「宇宙技術をどのように社会へ生かすか」をテーマに参加者同士でディスカッションする。現地研究者やNASA関係者が議論に加わる機会も予定している。知識を一方向に学ぶだけではなく、参加者自身が宇宙技術と医療、ビジネスとの接点を考える実践型のプログラムとする。

ケネディ宇宙センターを専用車で視察

ケネディ宇宙センターでは専用車を利用し、実物のサターンVロケットやスペースシャトル「アトランティス」を見学する。ロケット発射台や打ち上げ見学エリアなど、関係者が薦めるスポットも巡る予定。NASA周辺は国立野生生物保護区内に位置しており、ワニやイルカなどが生息する自然環境についても観察する。出発前には基礎知識を学ぶオンラインウェビナーを開催。現地では海外の同年代の参加者やインターン生らとの交流機会も設け、国際的なネットワークづくりにつなげる。

「文系・理系は問いません」

弓削氏は今回のツアーについて、「宇宙は、もうロケットや人工衛星だけの世界ではありません」とコメント。宇宙研究が医療やビジネスなど暮らしに結び付き始めていることを説明し、NASAが研究する人体や細胞の変化が、地球上の加齢や再生医療にも役立つ可能性を挙げている。

参加者に対しては「文系・理系は問いません。必要なのは、宇宙や未来への好奇心だけ」と呼び掛け、「自分も宇宙の未来に関われるかもしれない」と感じられる6日間を目指すとしている。

HIS、宇宙事業を3つの軸で展開

HISは2026年4月に「宇宙事業強化推進室」を設置し、宇宙分野での新規事業創出を進めている。現在は「宇宙旅行(ツーリズム)の推進」「衛星データ利活用ソリューションの構築」「地上での宇宙体験や学びの展開」の3つを軸に事業を展開。今回のスタディツアーも、宇宙を観光だけでなく、教育や人材育成につなげる取り組みの一つとなる。

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