西オーストラリア州政府観光局は、森の中のサウナや鍾乳洞でのヨガ、先住民の食文化体験など、雄大な自然を生かしたウェルネス旅行を紹介している。10月25日からANAの成田―パース線が毎日運航となり、日本からのアクセスも向上した。
南半球に位置する西オーストラリア州は、日本が冬を迎えるこれからの季節が夏に当たる。州都パースには19のビーチがあり、森林や海岸沿いにはウォーキングやハイキングを楽しめるコースも点在する。
パースから南へ車で約3時間45分のペンバートンでは、今年8月に「フローティング・サウナ・ペンバートン」がオープンした。ユーカリの一種であるカリの巨木に囲まれた天然プールに設けられ、サウナで温まった後は川の水を利用したプールで体を冷やすことができる。
パース近郊のヤンチェップ国立公園では、キャバレット鍾乳洞を舞台にしたヨガと瞑想のプログラム「ゼン・イン・ザ・ケイブ」を実施。パース市内のキングスパークでは、日本の森林浴から着想を得たウォーキングと瞑想のツアーを提供している。
南西部のマーガレットリバーでは、ヨガや瞑想にトレッキング、海水浴を組み合わせた2泊3日のツアーを用意。ナンバン国立公園の奇岩群「ピナクルズ」では、夕日や星空を観察するツアーも楽しめる。
食を通じた体験では、パース近郊のスワンバレーで、先住民アボリジナルの伝統食材や植物の活用方法を学ぶプログラムを紹介。農園で収穫した旬の食材を味わうレストランや、自然に囲まれたキャビン、国立公園内の宿泊施設なども提案している。
同観光局は、自然体験や食、宿泊を組み合わせ、旅先で心身を整える新しい旅行スタイルとして、西オーストラリアの魅力を発信している。