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アブダビ、中東有数の舞台芸術施設を着工

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アブダビ文化観光局(DCTアブダビ)は6月25日、サディヤット島で建設を進める舞台芸術施設「ダル・アル・フヌーン・アブダビ(芸術の館)」の工事を開始したと発表した。2030年の開館を予定しており、中東地域有数の舞台芸術拠点として、文化観光の強化を目指す。

同施設は世界的建築家の故フランク・ゲーリー氏が設計を手掛けた。オペラやバレエ、演劇など幅広い公演に対応し、年間365日、イベントや公演を開催する計画。アーティスト・イン・レジデンスや国際共同制作の拠点としても活用し、世界中の芸術家や団体を誘致する。

施設には2,000席超の多目的ホール、3,500席の野外円形劇場、400席のスタジオシアター、250席のジャズ会場を整備し、総収容人数は6,000人を超える。この地域最大級かつ最先端の舞台芸術施設の一つとなる見込みだ。

建物は、音楽とパフォーマンスを表現した波打つ布のような外観が特徴。透明なファサードを採用し、創作活動を一般にも感じられる開放的な空間を目指す。サディヤット文化地区では、建設中のグッゲンハイム・アブダビも同氏が設計しており、新施設は文化地区の新たなランドマークとなる。

アブダビはユネスコ「音楽の創造都市」に認定されているほか、アブダビ・フェスティバルや国際ジャズ・デーの開催など舞台芸術の振興を進めてきた。

アブダビ文化観光局のモハメド・ハリファ・アル・ムバラク会長は「ダル・アル・フヌーン・アブダビは芸術的表現への長期的な投資を体現する施設であり、世界最高水準の公演の恒久的な拠点として、UAEや中東、世界中からアーティストや創造的な才能を集める」と述べ、文化交流と次世代クリエイターの育成、文化都市としてのアブダビの地位向上に期待を示した。

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