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長和町スポーツコミッション、トレイル保全へクラファン開始

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長和町スポーツコミッション(長野県長和町)は7月9日、長和町とYAMAPと連携し、ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディング(GCF)を始める。9月26日に開催する「信州・長和マウンテントレイル 2026」を契機に、登山道整備や環境保全、情報発信を本格的に進めていく。
目標金額は100万円。霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイルの保全活動を行うこともあわせて関係人口の創出に取り組む。

全国第4位の人気トレイルを未来へつなぐ

霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイルは、日本海と太平洋を分ける中央分水嶺に沿って、霧ヶ峰高原から美ヶ原高原まで約38km続くトレイルだ。
標高約2,000mの稜線からは北・中央・南アルプスや富士山を望み、高原や湿原、牧場など変化に富んだ景観を楽しめることから、全国の登山者やトレイルランナーの注目を集めている。

山と溪谷オンラインにて、日本ロングトレイル協会が実施した「歩いてみたいトレイル」を紹介する特設サイトが開設され、霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイルは全国第4位に選ばれた。

「 信州・長和マウンテントレイル2026 」は、本トレイルを舞台として9月26日に長和町で開催するトレイルランニング大会だ。昨年の大会では180人を超えるエントリーがあった。
大会前の草刈りボランティアには地域住民に加え、地域外から訪れた登山者やトレイルランナーも参加した。

実施主体となる長和町スポーツコミッションは、長和町やYAMAPと連携し、ふるさと納税制度を活用した地域課題の解決に取り組む。クラウドファンディングを通じてトレイルの保全活動を支え、トレイルランニング大会を一過性のイベントで終わらせることなく、地域や自然に愛着を持ち、繰り返し長和町を訪れる関係人口の創出を目指す。

一方で、利用者の増加に伴い、登山道の浸食や高山植物への影響が課題となっているほか、長年保全活動を担ってきた地域住民の高齢化も進む。
こうした課題に対応し、美しいトレイルを次世代へ引き継ぐためには、山を楽しむ人を増やすだけでなく、山を守る人を増やすことも欠かせない。

保全活動と情報発信を強化

寄付金は、トレイルの整備・保全活動をはじめ、大会運営、情報発信を通じて活動の普及に活用する。

具体的には、登山道の補修や木製階段の改修、安全対策、環境モニタリングを実施するほか、ホームページやSNSで活用する写真や動画制作、保全活動を支えるグッズ制作、ボランティア活動の充実にも充てる予定だ。

環境省のガイドラインを参考に大会前後の環境モニタリングを行い、湿原や高山植物群落などの影響を継続的に確認しながら、自然環境に配慮した持続可能なトレイル整備を進める。
目標金額を超えた場合は、老朽化した案内看板の更新など、さらなる環境整備にも活用する予定だ。

大会をきっかけに長和町とのつながりを育む

大会をきっかけに、地域外から訪れた参加者が保全活動に関わる機会が生まれ、長和町との継続的な関係人口の創出につながり始めている。

長和町スポーツコミッションは、大会をゴールではなく、霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイルを未来へつなぐためのスタートと位置付ける。トレイルをきっかけに長和町を訪れた人が、保全活動や地域活動にも継続的に関わり、「また長和町へ帰ってきたい」と思える関係を育むことで、地域や自然を大切にする関係人口の創出を目指す。

寄付の受け付けは7月9日午前10時から10月7日まで。目標金額は100万円。

集まった寄付はトレイルの整備・保全活動、大会運営、情報発信、保全活動の普及に充て、霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイルの豊かな自然を未来へつなぐ取組の挑戦が始まる。

GCF 特設URL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/5540
YAMAP 特設URL:https://furusato.yamap.com/gcf/projects/5540

投稿者:小谷 沙智(おだに・さち)| 長野県長和町地域おこし協力隊

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