マリオット・インターナショナルと日本航空(JAL)は7月14日、旅行体験のさらなる向上に向けた戦略的パートナーシップを締結した。マリオットにとって日本の航空会社との本格的な提携は初めてで、JALにとってもグローバルホテルグループとの初の戦略的パートナーシップとなる。Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)とJALマイレージバンク(JMB)の会員を対象に、航空会社とホテル双方の会員特典を利用できる「相互ステイタスマッチ」を開始する。
航空とホテルをシームレスにつなぐ新サービス
今回の提携では、Marriott BonvoyとJMBの両方に登録している会員を対象に、会員ステイタスに応じた特典を相互に提供する。飛行機の利用からホテル宿泊まで一体的なサービスを実現し、より上位の会員資格を取得しやすくすることで、旅行全体の利便性と体験価値の向上を目指す。
Marriott Bonvoy会員はJALのFLY ONポイントを獲得
Marriott Bonvoy会員はアカウントを連携することで、会員ステイタスに応じたJALのFLY ONポイントを毎年獲得できる。一般会員は年間2,000ポイント、シルバーエリート5,000ポイント、ゴールドエリート1万ポイント、プラチナエリート2万ポイントを付与。さらに、チタンエリートは年間3万ポイント、アンバサダーエリートは年間4万ポイントを獲得でき、累積FLY ONポイント数に応じてJALクリスタル会員以上のステイタスが付与される。
JMB会員にはホテル上級会員資格も
JMB会員向けには、Marriott Bonvoyのエリート会員資格を取得しやすくする仕組みを導入する。サファイア会員はMarriott Bonvoyシルバーエリート、JGCプレミア、ダイヤモンド、ダイヤモンドメタル会員はゴールドエリートへステイタスマッチを実施。さらに一定期間内の宿泊実績に応じて、ゴールドエリートやプラチナエリートへの昇格やMarriott Bonvoyポイントの付与などの特典も用意する。
また、FLY ONステイタスを持たない一般のJMB会員でも、6カ月以内に6泊することでMarriott Bonvoyシルバーエリート資格を取得できるなど、ホテル会員プログラムへの参加機会を広げる。
「旅行体験をより豊かに」
マリオット・インターナショナル アジア太平洋地区(中華圏を除く)のチーフ・コマーシャル・オフィサー、ジョン・トゥーミー氏は、「JALとの提携は、マリオットが推進する『ハイパーローカル戦略』をさらに前進させるもの。両社の会員がより高い会員特典へ迅速にアクセスできるようになり、旅の体験価値をさらに高める新たな機会を提供していく」と話す。
JAL執行役員マイレージ・ライフスタイル事業本部長の西田真吾氏も、「JALの価値を空の旅だけでなく宿泊体験へ広げ、会員により充実した旅行体験を提供するとともに、双方の会員ステイタスをより迅速に獲得できる新たな機会を創出していく」と方針を示す。