ライフスタイルホテル「THE KNOT TOKYO Shinjuku」(東京都新宿区、土地・建物をいちご地所所有)は8月8日、開業8周年を記念したホテルフェス「THE KNOT Fes -Triple Eight-」を開催した。「音楽×アート×食」をテーマに、館内のレストランやラウンジ、アートギャラリーなどを舞台として、ライブパフォーマンスやDJ、アート展示、ブッフェなど多彩なコンテンツを展開。ホテル全体を回遊しながらTHE KNOTが発信するカルチャーを体感できる機会を提供した。
THE KNOT TOKYO Shinjukuは、宿泊施設としての機能だけでなく、地域の人々やクリエイター、旅行者が交わる場として、音楽やアート、食などを通じた文化発信に取り組んでいる。今回のフェスでは、開業8周年にちなみ「Triple Eight」を冠し、ホテルという空間を活用した一夜限りのプログラムを構成した。
クラシックからDJ、ライブまで多彩な音楽を展開
1階のメイン会場「MORETHAN TAPAS LOUNGE」では、クラシックの生演奏でイベントがスタート。全国で活動する「100万人のクラシックライブ」による演奏が披露され、ホテルフェスの幕開けを彩った。
日が落ちる頃からは、TOKYO FMの音楽ラジオ番組「KING OF DIGGIN'」とのコラボレーション企画「DIGGIN' THE KNOT」を展開した。「KING OF DIGGIN'」でパーソナリティを務めるDJ MURO氏とMACKA-CHIN氏をはじめ、田中裕梨氏、柊人氏らが参加。レコードによるDJセットやライブパフォーマンスを通じ、時間帯とともに会場の雰囲気を変化させた。
MURO氏は、日本を代表するDJの一人として国内外で活動し、「King Of Diggin'」「世界一のDigger」とも称される。MACKA-CHIN氏もサウンドデザインやDJ、トラックメイク、プロデュースなど幅広い分野で活動しており、ホテルという空間に音楽を組み合わせたTHE KNOTならではのコンテンツとなった。
また、1階のロビーDJブースでは、JUNYA SHIMIZU氏やNORTH×SOUTHがDJプレイを披露。館内の各スペースで異なる音楽を楽しめる構成とした。
黒崎輝男氏の世界観をたどるトリビュート展
2階のアートギャラリーでは、THE KNOTの空間をプロデュースした故・黒崎輝男氏のトリビュート展「Existence TERUO KUROSAKI TRIBUTE EXHIBITION」を開催した。
黒崎氏は、ライフスタイルショップやレストランなどさまざまな空間づくりを手掛け、都市の中に人が自然と集まり、交流し、新たな価値を生み出すコミュニティプレイスを提案してきた。
展示では、黒崎氏が愛したアートなどを通じて、その活動や思想、世界観を紹介。音楽や食とともに、THE KNOTの根底にある空間づくりや文化に触れられる機会となった。
館内では音楽だけでなく、THE KNOT TOKYO Shinjukuを構成するアートやデザインにも目を向けてもらうことで、ホテルそのものを一つのカルチャーコンテンツとして体験できる空間をつくり出した。
「MORETHAN」の食もフェス仕様に
食のコンテンツでは、館内レストラン「MORETHAN」のシェフによるブッフェを1階と2階で提供した。

1階では前菜やつまみ、人気のパンなどを中心とした「TAPAS variety buffet」、2階ではジョスパーグリルを使用した料理を中心とする「GRILL variety buffet」を展開。デザートにはパティシエによるドルチェも用意し、それぞれ異なるコンセプトの料理を楽しめる構成とした。
フロアを移動することで、流れる音楽や目に入る景色、提供される料理も変わる。「音楽×アート×食」という3つの要素を単独のコンテンツとして見せるのではなく、ホテル内を回遊する体験そのものとして組み合わせたことが、今回のフェスの特徴となった。
THE KNOT TOKYO Shinjukuは、開業8周年の節目に、宿泊するだけではないライフスタイルホテルとしての姿を改めて提示した。旅行者と地域の人々、音楽やアート、食文化が交わる場として、ホテルを新たなカルチャーの発信拠点へと広げる取り組みとなった。