大阪中之島美術館で10月31日から開催される「大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱~海を越えた江戸絵画」の前売券が8月24日午前10時から発売される。会期は2027年1月31日まで。
大英博物館が所蔵する日本美術コレクションから、江戸時代の絵画を中心に紹介する展覧会。鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川豊国、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳の8人の浮世絵師を中心に、100件以上の浮世絵版画を展示する。北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」、広重の「名所江戸百景 亀戸梅屋鋪」、国芳の「相馬の古内裏」などが並ぶ。
肉筆画では、現存する作品が世界で50点前後とされる歌麿の「文読む遊女」を展示する。2011年に発見された作品で、今回が初里帰りとなる。北斎による未出版の「万物絵本大全」の版下絵8点も一挙公開する。
このほか、円山応挙の「虎の子渡し図屛風」や、彬子女王殿下が大英博物館の収蔵庫で発見した桜井香雲の「法隆寺金堂壁画 九号壁 模本」など、初里帰りとなる作品も展示する。大阪にゆかりのある作品として、江戸時代中期の堂島や中之島などを描いた吉村周山の「大坂図屛風」も出品する。
青森、ロンドン、シアトルの3カ所に分かれていた狩野宗眼重信の襖絵も約150年ぶりに集結する。近年の調査で一連の襖絵だったことが判明したもので、大英博物館所蔵作品や青森県中泊町の旧家・宮越家に伝わる作品、シアトル美術館所蔵作品などを一堂に展示する。
音声ガイドのナビゲーションは、歌舞伎俳優の市川染五郎と声優の種﨑敦美が担当する。種﨑はアニメ「葬送のフリーレン」のフリーレン役、「SPY×FAMILY」のアーニャ・フォージャー役などで知られる。会場レンタル版は1台700円、アプリ版は750円。
前売券は一般2100円、高大生1200円、小中生300円。当日券はそれぞれ2300円、1400円、500円。8月24日から10月30日まで、展覧会公式オンラインチケットや各プレイガイドなどで販売する。
前売券の発売に合わせ、大阪会場限定のグッズセット券も販売する。円山応挙「虎の子渡し図屛風」をモチーフにしたパスケースと一般観覧券のセットが5000円、「すみっコぐらし」のぬいぐるみ全10種と一般観覧券のセットが2万円。いずれも予定枚数に達し次第、販売を終了する。