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国交省、「JAPANコンストラクション国際賞」17件決定 最優秀は積水ハウス

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国土交通省は8月21日、第9回「JAPANコンストラクション国際賞」の受賞案件を決定した。海外の建設・開発プロジェクト8件、中堅・中小建設関連企業5件、先駆的事業活動4件の計17件を選定。建設・開発プロジェクト部門の最優秀賞には、積水ハウスの「米国SHAWOOD事業 Sommers Bendプロジェクト」を選出した。9月3日に東京都内で表彰式を開催する。

米国の住宅開発が最優秀賞

最優秀賞を受賞した積水ハウスのプロジェクトは、米カリフォルニア州の分譲戸建住宅地「Sommers Bend」で、日本で培った木造住宅技術「SHAWOOD」を展開するもの。日本の軸組工法を発展させた「S-MJ構法」を生かし、大空間や屋内外をつなぐ開口部などを取り入れたほか、ZEH仕様や高耐久部材を採用。太陽光発電と蓄電池も標準装備し、環境性能や災害への対応力を高めている。

現地での施工訓練や英語版マニュアルの作成などを通じ、日本の住宅技術や品質管理を現地に展開している点などが評価された。

インドやカンボジアなど海外8事業を選定

建設・開発プロジェクト部門ではこのほか、インド工科大学ハイデラバード校整備事業、カンボジア国道5号線改修工事、ギニアの国道3号線スンバ橋架け替え計画、インドネシアの次世代軽量軌道交通システム建設工事など7件が選ばれた。

カンボジアのプノンペン下水道整備計画、ルーマニアのブライラ橋建設工事、マカオLRTのBarra延伸工事も受賞対象となった。例えばカンボジア国道5号線の事業では、主要幹線道路を4車線化し、物流機能の向上や移動時間の短縮を図ったほか、現地人材1400人超の育成などにも取り組んだ。

中堅・中小企業や先駆的活動も表彰

中堅・中小建設企業部門では、エイケン、小澤土木、橋本組、水研、SPEC、多機能フィルターの各社が選定された。先駆的事業活動部門では、本田技研工業による米国での車両データを活用した道路インフラ点検、日本高速道路グループによるインドでの路面性状測定、大建による途上国での雨水活用インフラの国際展開、日本国土開発によるバングラデシュでの分散型地方給水事業などが選ばれた。

「JAPANコンストラクション国際賞」は、日本企業の海外進出を後押しし、建設・不動産業の国際競争力を高めることを目的に2017年度から実施している。海外で「質の高いインフラ」の実現に貢献したプロジェクトや企業、研究開発・人材育成などを国土交通大臣表彰として顕彰する。

表彰式は9月3日午後3時から、東京・銀座の時事通信ホールで開催。国土交通大臣から各受賞者に表彰状を授与する予定で、会場の模様はオンラインでもライブ配信する。

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