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VITABOX、和紅茶×伝統工芸で地域観光を提案 東京・あきる野市を視察

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国産セレクトブランド「和紅茶百花」を運営するVITABOXは8月27日、同社の尾崎佑太社長が東京都あきる野市を視察し、和紅茶と伝統工芸、地域資源を組み合わせた新たな観光・商品づくりの可能性を関係者と探った。茶畑を生かした体験造成や、地域の文化・歴史を取り入れた商品開発などを通じ、和紅茶を起点に地域の魅力を国内外へ発信する取り組みにつなげる。

和紅茶百花は、「和紅茶」といわれる国産紅茶の魅力を広く伝える和紅茶ブランドだ。全国各地から厳選した和紅茶を扱うほか、栄養価に着目した「栄養紅茶」ブランドも展開する。和紅茶は産地によって味わいや香りが異なり、その背景には、それぞれの地域の気候や風土、生産者の技術がある。地域の伝統工芸と組み合わせることで、和紅茶を通じてその土地の文化や歴史に触れる機会を生み出す構想も進めている。また、和紅茶をベースにスーパーフードを組み合わせるなど、ウェルネスを軸とした新たな商品やブランドの開発にも取り組む。尾崎社長は広告・マーケティング業界での経験を経て、「ウェルネスをカルチャーに。」を掲げVITABOXを設立した。毎日の生活を自分らしく、心身ともに豊かに過ごせる社会を目指し、和紅茶を軸とした事業を展開している。和紅茶の魅力を伝える活動に加え、全国各地の地域文化やクリエイターとの連携にも取り組む。

東京・あきる野市で地域資源を視察

今回の視察では、東京都あきる野市の茶畑を訪れ、地域資源の活用について意見を交わした。尾崎社長は、都心から電車で約1時間半で訪れることができる立地に着目。里山での和紅茶の茶摘み体験などを組み合わせることで、価値の高い観光体験になるとの考えを示した。視察には、あきる野市を拠点に、自然、文化、歴史、ジオの魅力を再編集し、地域課題に取り組む東京山側DMCの宮入正陽社長も同行した。同社は探究型自然体験学習スクールやアドベンチャートラベルなどを展開している。宮入社長は、高齢化などにより手入れが難しくなった茶畑を、新たな観光体験として活用する可能性を示した。両者は、和紅茶と地域文化を新たな体験として組み合わせる方策を検討。和紅茶の野点体験と里山保全を組み合わせるなど、茶畑を生かした観光体験や商品づくりについて意見を深めた。

和紅茶と伝統工芸の連携を構想

尾崎社長は、全国各地の伝統工芸と和紅茶を組み合わせたコラボレーションを企画している。パッケージや茶器、地域での体験企画などに伝統工芸を取り入れることで、和紅茶を通じてその土地の文化や歴史に触れる機会を生み出す考えだ。

地域やクリエイターとの連携も進める

和紅茶百花は、すでに地域やクリエイターと連携した商品開発にも取り組んでいる。5月には、島根県出雲市の和紅茶を使用した「出雲和紅茶シリーズ」を発売した。同市出身のクリエイターとパッケージデザインを共同制作し、出雲の神話や情景を表現した商品として展開している。また、雑貨ブランド「yukino」とのコラボレーション商品も販売し、和紅茶とデザインを組み合わせた商品を展開している。

全国各地の和紅茶と伝統工芸を結び付ける尾崎社長の構想が、今後どのような形で具体化するか注目される。和紅茶を通じた地域文化の発信や、新たな観光体験の創出につながる可能性もある。

情報提供 "和紅茶百花公式サイト" (https://vitabox.co.jp/)

投稿者:丹羽あゆみ(にわ・あゆみ)東京山側DMC 地域創生マチヅクリ事業部

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