長崎県松浦市は、松浦産マアジの魅力を発信する「MATSUURA #推し魚マアジ グルメフェア」を9月30日まで開催している。市内の飲食店や宿泊施設、道の駅など18店舗が参加し、旬を迎えたマアジを使った料理を提供する。
フェアでは、「アジフライの聖地」として知られる松浦ならではのアジフライをはじめ、新鮮な刺身や握り寿司、蒲焼丼など、産地ならではの鮮度を生かしたオリジナルメニューを楽しめる。参加店舗でアンケートに回答すると、抽選で松浦市の特産品が当たる。
松浦市は日本最大級のマアジ水揚げ基地として知られ、餌が豊富な沿岸で育つ「瀬付きアジ」と、対馬海流で育った脂乗りの良い「外洋アジ」の両方を年間を通じて味わえる。水揚げ後は船上で氷締めし、高度な衛生管理を備えた松浦魚市場で取り扱うことで鮮度を維持している。
今回のマアジは、長崎県が地域の食を観光資源として発信する「推し魚プロジェクト」の第2号に選ばれた。県は県内の特色ある水産物を「推し魚」として選定し、食体験を目的とした誘客や産地消費の拡大を進めている。第1号は新上五島町の養殖クロマグロ。
長崎県は北海道に次ぐ全国2位の水揚げ量を誇り、魚種数は全国最多の約350種類。「西の横綱」と称される豊かな水産資源を生かし、地域の食文化を観光振興につなげる取り組みを進めている。