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松本の小劇場スタジオ365で演劇「キミサリシノチ」上演

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長野県松本市の小劇場「スタジオ365 松本うら町」は9月2〜6日、演劇「キミサリシノチ」を上演する。1997年の初演以来、下北沢や新宿で78ステージを重ねてきた傑作で、国宝・松本城の程近くにある小劇場で新たなキャストと共に復活する。チケットはエンタメ系チケット販売サイト「カンフェティ」で発売している。

大道芸のレジェンドが初の演劇に挑戦

スタジオ365は、寂れた繁華街の一角に誕生した、地方都市にはあり得ない下北沢を彷彿させる小劇場空間だ。作り上げたのは、下北沢で20年以上作品を発表してきた作演出家のKS laboと、東京キッドブラザースに17年所属し40年以上舞台に立ち続けてきた名和利志子の2人。6年間で24本の作品を市民に届けてきた2人が、満を持して上演する。

主演は、奇想天外なパントマイムで国内外に大好評な大道芸界のレジェンド、サンキュー手塚だ。作演出家が高校の先輩という縁から出会って意気投合し、手塚にとって初の演劇挑戦となった。彼に合わせて90%を改訂した松本版は2026年春に発表され、大笑いしているうちに胸が締めつけられ涙が溢れると、“演劇の街”松本の市民の心をつかんだ。

「一番新鮮で、一番懐かしい」普遍の家族の物語

物語の舞台は、レトロな自転車屋「古田輪業」だ。桜舞う春、祖父の七回忌と母親の十三回忌に家族が勢揃いし、心の糸が入り乱れて右往左往するなか、一人の男がやってきたとき、また一つ家族の顔が見えてくる。大道芸を取り込みつつ深く真摯に芝居と向き合った、笑いながら涙が溢れるセンチメンタル・コメディだ。

出演は、サンキュー手塚、名和利志子のほか、東京や松本で出会った若き役者たち。履歴も年齢もさまざまな7人が、圧倒的なパワーで小さな奇跡の物語を届ける。

松本への旅とセットで楽しむ

上演を手がける演劇チームは、東京キッドブラザース出身の役者たちが下北沢を拠点に20年以上オリジナル作品を発表してきた。2021年にコロナ禍の影響でメンバーの故郷・松本市に拠点を移し、地方都市としては稀な小劇場スタジオ365を創設した。観光しつつ気楽に演劇を楽しめる空間として、今後も多くの作品を発信していくとしている。

上演時間は95分で、チケット料金は通常自由席3,000円、高校生以下1,000円。カンフェティ限定で1,000円割引となる席も用意する。会場は長野県松本市大手5丁目4-4。

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