和歌山県田辺市は9月19日、世界遺産・熊野古道や周辺観光地へのアクセス向上を目的に、快速バスなど3種類の観光交通の実証運行を始める。熊野古道快速バス、温泉号、川舟下りシャトルタクシーを期間中毎日運行する。
熊野古道快速バスは、JR紀伊田辺駅と熊野古道の発心門王子を結ぶ。大型バスで往路、復路各1便を運行し、主要なバス停に停車する。運行期間は12月10日まで。事前予約は不要で、先着順となる。
温泉号は、湯の峰温泉から発心門王子までを大型バスで結ぶ片道1便。区間内の全バス停に停車する。こちらも12月10日まで毎日運行し、事前予約なしの先着順で利用できる。
川舟下りシャトルタクシーは、川湯温泉から「道の駅 瀞峡街道熊野川」の川舟センターまでを結ぶ。9人乗りのジャンボタクシーで午前9時に川湯温泉を出発し、午前9時35分に川舟センターに到着する。運賃は1人2000円。11月30日まで毎日運行するが、川舟下りが運休した場合は運行しない。
田辺市は、熊野古道ウォークや温泉めぐり、川舟下りなどを楽しむ観光客の移動手段を増やし、時間帯によって交通手段が少なくなるなどの課題解消につなげる。