旅行先を探したり、旅程を組んだりするのにAIを利用しても、予約までは任せたくない。エクスペディア・グループの調査で、旅行者の66%が「AIに代わりに旅行を購入・予約してほしくない」と考えていることが分かった。
同社が実施した「AI Trust Gap(AIに対する信頼ギャップ)」調査によると、旅行者はAIを使って旅行先を探したり、選択肢を比較したり、旅程を作成したりすることには慣れつつある。一方、旅行の購入や予約など重要な判断をAIに完全に委ねることには慎重な傾向がみられた。
背景には、旅行には予期できないトラブルがあることも影響しているとみられる。航空便の遅延や欠航、宿泊施設の予約トラブルなどが発生した際には、情報を提供するだけでなく、状況に応じて判断し、対応するサポートが求められる。
調査結果からは、旅行者がAIを旅行計画のサポート役として利用する一方、最終的な判断やトラブルへの対応では人によるサポートも重視する傾向がうかがえる。AIによる旅行計画が広がっても、すべてをAI任せとはいかないようだ。